日本で唯一の劇場専属舞踊団として、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動するNoism Company Niigataは、プロフェッショナル選抜メンバーによるNoism0(ノイズムゼロ)、プロフェッショナルカンパニーNoism1(ノイズムワン)、研修生カンパニーNoism2(ノイズムツー)の3つの集団があります。
以前から知ってはいたものの観る機会がなかったのですが、2月末に行きつけのお店でチラシを配りに来た方と少しお話をしたことがあり、観に行くことにしました。
観た感想を言えば、シンプルな舞台と照明が意外に豊かな表現力を持っているんだな、と。
鍛えられて無駄のない肉体の陰影と床や幕に映し出される影の(当然ながら)連動した動きの美しさと楽しさを感じました。余計なセットがあると動きの幅が狭くなるのでしょうが、そのような障害がなく、伸びやかな肉体とそのままの影が一体となった動きのあるビジュアルは一見の価値があると思います。
振付から意味を汲める場面もありましたが、そこは何も考えず人の動きを追っていました。セリフのない舞踊という形態を言葉で表現するのは難しいので、そこが興行としては難しいところなんでしょう。
Noism1メンバー振付公演
1. Ananta 演出振付 糸川祐希
2. あなたへ 演出振付・出演 坪田光
3. 器 演出振付 樋浦瞳
4. 自転・公転 演出振付 中尾洸太
Noism2定期公演
5. Noismレパートリー「Bach Program」
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