気が向いたジャンルの事を適当に書き散らかしているブログ。 主にアルビレックス新潟を中心としたサッカーの事や、住んでいるがけ下周りの事とか読んだ本、観た映画の感想やいろんなつぶやきまで。
「春死なん」と言えば、平安時代末期から鎌倉時代に生きた漂泊の歌人 西行の「願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃」が思い浮かびますが、この物語の主人公は大学時代に短歌サークルにいた70歳近い、妻を亡くした男性です。
しかし、この物語の中で「春、死なん」がどれだけの重みを持っているのかは、個人的には分かりませんでした。
70歳の性。
それは、やはり嫁や孫娘には隠しておきたいものでしょうが、物語の結末は「死なん」と言うより解放されて次を生きると言う方が相応しいものだったと思います。
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