Jリーグ アルビレックス新潟のサポターズ・マガジン「ラランジャ・アズール」に連載されているアルビレックス新潟を生活の一部とする人の16の物語。
登場するサッカーのゲームや選手は実際のものだけど、物語はフィクション。Life goes on.なんだかんだで人生は続いていくというお話。
この物語を読んでストーリーとは別に「ああ、あの試合は~」「あの選手は~」「あの監督は~」「あの時のスタジアムは~」と個人的に思い出すこともあります。
16の物語は、遠い出来事から今シーズンの出来事まで題材として取られていて、なんだかんだでアルビレックス新潟も歴史を持つクラブになっているんだなと感じました。“新潟はサッカー不毛の地”と言われたのも今は昔になったのも、いろんな形で関わる人が沢山いたからこそ実現できたもの。それはサッカーをする事とは限らないもの。生活の一部であったり一瞬の関わりであったりでもかまわない。そこにある存在として認められる姿が大切なのだと思います。
サッカーを知らない人もサッカークラブの事が出てくる短編小説としてさらりと読めるのではないかな。
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