クルマを運転していて、ラジオからこの監督のインタビューが流れてて「この人、映画撮れるの?」と思ったのが観るきっかけ。
インタビューの言葉の選び方が自分には理解できなかったし、映画監督って大勢の人を動かしてイメージを共有させるのも仕事。それには言葉は大きな力を持つわけで、個人的には異論をさしはさませないカリスマか、すべてを納得させる論理的な思考能力がないと務まらないもの。
自分がズレているのかどうか。ズレていてもかまわないけど、そこを確かめたかった。
結果、自分の感覚は間違ってなかったなという感想。
役者さんは自然な演技でやっているけど、流れの中でどうなのかという疑問はなかったのかと思うけど、脚本と監督を一人の人がやってるから直すという事に客観性を持てないってのの弊害を感じることができる。
登場人物の気持ちを追っかけて、こういう脚本になるものだろうか。
役者さんも悩み深かったんじゃないかな。
物語は、東京の高校に通う女子高生が、仲の悪い母親の失踪で新潟へ帰り、母親の店で働いていた調理人に恋して…という話。
自分の感覚じゃ、ストリーを追っていても破綻してるし、撮影も酷いもの。
でも、それでも何とか観ていられるのは、局面・局面では役者さんが頑張ってるのが分かるから。(役を通してみたらどうなんだって感じはするけど。)
あくまでも自分の目ではそうだったって話で、別の目で見たらどうだろうか。
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