2017年4月8日土曜日

Ghost in the Shell  監督:ルパート・サンダース 2017年 配給:パラマウントピクチャーズ 日本配給:東和ピクチャーズ

 何かのインタビューで「唯一のミスキャストは私です。」と語っていたBeat Tkaseshi Kitanoさん、その通りでした。

 キャストはともかく、押井守のイノセンスの世界観に影響された(一瞬画面に「イノセンス」って看板が映ってた)セットやCG。昔の未来、皮肉になっていない似非オリエンタリズム。まあ嫌いじゃないけど細かいカットでイマイチ”ジャックイン”できなかった感じもある。
 魂=ゴーストを、サイボーグの体=シェル(殻)に包まれた少佐の来歴と失われた記憶の物語。スカーレット・ヨハンソンがきれいだ。

 しかしエンドロールを見て予想以上に金がかかってそうなのに驚いた。
 日本で作ったらキャスト費除けば半分でできるんじゃないか(適当)くらいな…ハリウッドは金かけるからって言っても、かなり中国マネー入ってるし(だから使ってやれってかんじなの?)金かけるバランス崩したら続かないだろ。
 これだけの人を投入しながら粗が見えてしまうのはなあ…自分はどっちかと言えば気にしない方だから見えてしまうと気にかかるんだ。
 ドラマとしてはありだけど。

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