「アメリ」と言えば、日本で配給したアルバトロスフィルムが、予想外の大ヒットでビルを建てたと噂された作品。際物を扱っていた会社が安く買い付けた作品が想定外の層に評価されて大ヒットという話。
社長は時の人になったけど、買い付けのスタンスは変わらないのに製作まで手を出して商売が大きくなっていって、しばらくして会社は敢え無く破産…したよな。
コンテンツ・ビジネスというのはそういうところがあって、チャンスをつかむのは運が左右するけど、会社で続けるには運だけじゃやっていけない。資金を使ったらそれ以上回収、あるいは自分の手元に残さなきゃ続けていけない。
出資者の望むリターンは資金だけとは限らない(と、いかに騙せる…いや、納得させられるか)ので、映画がこけても生き残る会社も一定数あるわけだけど、あそこが扱う作品はそういう種類のは少なかったなあ…なんてことを、朝から思った。
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