90分で3-3、延長戦で新潟が2点取って5-3となったゲーム。まずは関西学院大学の健闘をたたえたい。
先発メンバーは
新潟
GK 21守田
DF 25小泉
4舞行龍
24西村
7コルテース
MF 41小塚
10ラファエル・シルバ
13加藤
8レオ・シルバ(CP)
14田中達也
FW 鈴木武蔵
関西学院大学
GK 1上田
DF 18高尾
5米原(CP)
2岡山
16小川原
MF 10徳永
7島岡
11森
29山本
25塩谷
FW 27青木
と両チームともメンバー表上は4-5-1、フォーバック、ワントップ・ツーシャドーの布陣。
新潟の布陣は細かく言えば小塚をアンカーに4-1-2-2-1だったみたい。
しかし、4バックと言いながら、実は右サイドの小泉、舞行龍は上がっちゃって、守備に不安があると言われるコルテースと、対人スキルだけしかない(失礼)西村が残る形になってしまう。
失点のシーン、あれはアンカーの小塚の対応の問題もあるのかもしれなけど舞行龍が高い位置を取っていたのが根本原因に見えた。というかCB2枚のポジションが大問題なわけだけど、このゲーム通じてそれは直らない。延長後半までは実質2-3-2-2-1だったんじゃないだろうか。
後半も残り少なくなったところで小泉が交代して裕紀がCBに入って竜馬が右サイドという恐ろしいフォーメーションになっても変わらず(裕紀は奮闘してたと思うよ。レッドで退場になったけど)で、DFポジションの出し入れは守備を不安定化するとともに攻撃面でも後ろが不安定なせいでビルドアップの足を引っ張っていたと思う。枚数増やせば前への圧力が増えるわけじゃないって典型的なコーチの講習会の教材にぴったりみたいなゲーム。
けが人が多くて思ったように選手を起用できないのなら、その選手のスキルを見極めてゲームプランを組み立てるのがコーチ陣の仕事なわけだけど…
一方の関西学院大学はオーソドックスにやることをやってきた感じ。CB・ボランチの圧力が少ないからより自由にできたろうね。後半、アルビは小塚を下げてレオが一列下がる感じでプレッシャー掛けたけど、やっぱDFとの間合いが遠くて失点してる。
最終的には新潟の選手の個の力が上回って勝てたけど、むしろそれで問題意識が薄れるようだと、そっちが問題。
今日の内容を見る限り、あれに負けるJのクラブはそうそうない。このままじゃJ1残留が厳しくなるのは確実だと思う。今日のレベルじゃJ3相手なら負けてたかも。
選手は確かにミスもしたし決めきれなかったけど、それ以前にビルドアップ一つ満足にできない、守備もフィルターかかんなくてスカスカになってる、後ろ向きで守備する機会が多いって状況は、ベンチの方により多くの責任があると思うよ。
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