2012年2月6日月曜日

ロンドン五輪サッカー男子2次予選 シリア代表vs日本代表(2-1)を見て思うこと

日本で行われた前回の対戦、とっても苦戦したけどなんとか勝てたって感じだったと思う。
で、今回のアウエー、どう対策を講じるかってのが個人的な見どころ。
結論としては、何にもやって無かったんだねって。

シリアの2ゴールは、GK権田の反応がどうかは別としてラッキーと言えばラッキーだったかもしれない。
でも、シュートは打たなきゃ入らないって、見本のようなゴール。

DFラインを深くして相手の裏への飛び出しを抑えるってのは、分からなくもないが、それは逆に前線との間合いが延びるという事になるわけで、ボールの取りどころってのがきっちりしてないと、ラインがずるずる下がって相手ゴールが遠くなる。
日本の比較的チャンとしたピッチですら、シリアの圧力に負けてボールを下げさせられていたチームが、アウエイの荒れたピッチでボールを繋いで攻められるわけがない。
自分たちの方が上なんだぞって、意識が強いのか。
こういうピッチでは、ショートパスを繋いで攻めるってリスクが高いってのは、誰でも知っている事だと思う。
それが出来ないから蹴っとけってのは、違うし、それを称して自分たちのサッカーが出来無かったって言うのは、違うよね。

ターゲットを設定して正確なサイドチェンジ、長い距離のボールを使った攻撃。
そういうサッカーを期待していたんだけどな。
試合後のインタビューを読むと、自分たちのサッカーとか言っちゃってるけど、サッカーって臨機応変に対応できるかどうかってのも大事な要素だと思う。

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