2012年1月4日水曜日

第90回全国高校サッカー選手権大会3回戦 桐光学園vs尚志、桐生第一vs奈良育英 2012年1月3日(火)ニッパツ三ッ沢球技場

第1試合 桐光と尚志のゲーム。
尚志が2度リードし、桐光が追いつき逆転するも、尚志が更に追いつきPK戦という試合。
双方、拮抗した力で、点を獲り合った好ゲーム。終了少し前に、尚志の逆転シュートが枠に入ったかと思われたが、桐光のDFがライン上でヘッドでクリア。
3-3のスコアでPK戦に入ったときは、命拾いした桐光の方が気持ち的に楽なのかと思ったが、結果は、いきなり桐光が二人外すという予想外の展開。
桐光は、どこかで、勝って当たり前的な油断が無かったろうか。

第2試合 桐生第一と奈良育英。
この試合は、桐生第一の鈴木武蔵選手に注目が集まっている。
柔らかいボールタッチと、俊足を兼ね備えた長身のU-17ワールドカップ メキシコ大会で注目を集め、レアル・マドリードも注目したと言われる日本代表FW。
アルビレックス新潟へ入団が内定している。
ゲームは4-1と大差がついたが、奈良育英も一時は1-1に追い付くなど、途中までは拮抗したゲーム運びをしていた。
奈良育英は、鈴木選手のスピードと身体能力にDFが引っ張られる形で失点を重ねたものの、悪いサッカーではなかったと思う。
ただ、桐生第一の3点目。
鈴木選手が抜け出してゴールキーパーとの1対1を股抜きで決めて、勝負あったというところか。
しかし、ピッチの上で、奈良育英の選手は、まだまだ諦めないという闘志を見せ、ボールを追っていた。

よく「ボールは気持ちの強い方へ転がる」って言うけど、ボールは気持ちだけでは転がらない。
この2つのゲームを観て「ボールは、最後まで諦めないプレーを続けた方に転がる可能性が高い」っていう事を再確認した。

1 件のコメント:

  1. 昨日の5日、尚志と桐生第一が対戦して尚志が勝ったとの事。
    ゲームは見ていないけど、両方のチームの直前のゲームを見た感想としては、ミスの少ない方が勝ったということなんだろうか。
    いずれ、尚志が桐生第一のストロングポイントを、うまく消したってことなんだろう。

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