カンヌ映画祭のコンペ部門に出品されたという事は、映画のクオリティも高く評価されていたという事だろう。
市川海老蔵の復帰作ということで話題となったこの作品。10月15日公開だったけど、興行的には今一つだったらしい。
話題性は抜群だったはずなんだけど。
シナリオは映像的に、よく練られていると思う。
原作を読んでいないのでシナリオの手柄としたものかは判断がつかないが、暗喩も伏線もよく効いている。
普通に当るべき映画だった気がするんだけど。
自分が観に行かなかった理由は次のとおり
1.3D映画であること
この題材で、このシナリオ。3Dである必要はない。3D映画は、一般の映画と比べて料金が割高だし、各種割引も使えないから冒険できない。。
2.テーマ
暗い世相の中で、敢えて暗いテーマのモノを見ようとは思わない。
誇りを捨てて、何とか生きようとする者が、その誇り故に命を失うってのは救いが無い。今年のような災害続きで気持ちが落ちている時に観たいとは思わないテーマ。
いいシナリオだけに、何だかもったいないな。
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