2011年10月30日日曜日

【馬たちよ、それでも光は無垢で】古川 日出男 著 2011年7月30日 新潮社刊

今週末も、日本大通りで震災復興イベントが行われていた。
2011年3月11日に起きた東日本大震災は今もリアルタイムで人々を苦しめている。

著者の古川日出男さんは、福島出身の作家。
自分が読んだことのあるこの人の本は【アラビアの夜の種族】だけ。幻想的な物語。しかし、読みづらいなって印象があった。
読み終えれば、そういう事ねって思ったんだけど。

著者は、この本で3.11の震災で、自身が受けた衝撃を文章で表現しようと試みている。
【聖家族】という作品を読んだ事が無いので、この作品の創作部分と思われる所の理解は十全に出来ない。
ただ、この震災を受けて、彼の心が、思考がどのように動いたのかという事は推し量る事が出来る。

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