「やっちまった。」多分、読者のほとんどはそう思うはずだ・・・って少し文体をまねてみました。
著者の押井守さんは、基本、アニメ作家なわけで、やっぱ画が付いてこないと厳しいものがあるなって、率直に思った。
ある意味、物語の主人公に世界を語らせ、現実はそこじゃないって進行は、この監督(じゃなかった)作家独特のモノかなって思う。
まあ、押井守監督と言えば、後付けで【うる星やつら ビューティフル・ドリーマー】や【イノセンス】とか【アバロン】観た程度。【機動警察パトレイバー】なんて、名前しか知らなかったし。
そんな自分なので、語った事の普遍性とかには責任持てませんが。
正直、この人がサッカー観るとは思わなかった。
で、パトレイバーのその後を語るっていうのは、それ自体に興味ない人間としては余分って書き方でしかなかった。
今野敏さんの推薦文「パトレイバー好き、そしてサッカー好きにはたまらない。サッカーに詳しくなくても、ついつい引き込まれること請け合い」って感じはなかった。
この人の作品は、散々蘊蓄を語って、でも現実には別の理屈が動いてるんだよってのが特徴だった気がするけど、この作品も健在だと思うよ、押井節。
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