2011年5月29日日曜日

【猫鳴り】沼田まほかる著 双葉文庫 2010年9月19日

小さくて今にも死にそうだった猫が、大きくなって死ぬまでの小説?

う~ん、それとは違う。
生と死を、その猫と関わる人間たちの物語を通じて描いている小説だ。
生と死が主役で、登場する人物や猫さえも脇役だって気がする不思議な物語。

多分、猫嫌いの人は読めないと思うし、好きな人も読み進めるのが楽しくはない部分もあると思う。
書くのも体力を使っただろうなぁ。

※小説に出てくるのは茶色の縞の猫です。

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