2026年8月30日日曜日

【帰れない探偵】 柴崎友香 講談社 2025年6月24日第1刷発行

 10年くらい後と言って語られる物語は、その前提が必要なのかどうか。

これからこんなことが起きて、自分はこうするかもしれない。自分の妄想だから決定的な危険は起きないのだろうな…ある意味緊張感がないかもしれませんが、その時点でどこにもない世界を探偵という仕事をしながら旅行するというのは浮遊感を感じます。

自分の国の体制が変わって帰れば自由を失い、任地で借りた部屋がなぜか見つけられずに帰れずに…事件を解決する話ではなく調査する話で、はっきりした落ちがるわけではない。

探偵という言葉から想像される、アクションやバイオレンスは無ありません。

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