2015年の「戦場のコックたち」、2018年の「ベルリンは晴れているか」はとても評価が高い作品で、ヨーロッパ戦線やヒトラー統治下のドイツを舞台にしたミステリーで、日本にいてこんな作品を書く人がいるんだと感心したもの。
本作は日本の地方にある街を舞台にしたミステリー仕立てのファンタジーで、前2作品とは全く異なるもの。
どういう順番に組み立てて行ったのかというのは多少気になるけれど、ファンタジーとしてもミステリーとしても魅力を感じなかった。
この作品は閉じたお話だから、これ以上書いても期待は出来ないな。
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