2011年9月5日月曜日

タケダワイナリー

昨晩、行きつけのワインバーで、サッカーの天皇杯の話をしながら飲んでいた。
他のお客さんが、本日のお勧めスパークリングワインのタケダワイナリーをオーダーしながら、いつまで飲めるのかねぇって言ってたのが気になって調べてみた。

まあ、タケダワイナリーと言えば山形県の老舗ワイン製造業者。山形と言えば高畠ワイナリーもあるけど、こちらのほうが古いのかなって程度の認識。
個人的には、ここのカヴァは、ジュースっぽくてあまり好みじゃないけど、洞爺湖サミットでも出されたっていうから評価は高いんだろう。

で、最初の話。
自然農法で作られているここの畑の近所にゴミ焼却場が計画されていて、出来てしまえば、土壌汚染の心配等で自信を持ってワインを作れなくなるから廃業せざるをえなくなるって事らしい。
http://www.hat.hi-ho.ne.jp/haut-pont/t/takedawinery_03.pdf
自然農法が偉いのかって思う人もいると思うけど、まあそれはそのワイナリーの方針で、ちゃんと評価を得ているのだから、周りがどうこう言うものじゃない。
一方で、ゴミ焼却場の話も住民にとっては深刻な話。誰も引き受け手が無いから、住んでいる人が少ない所にって話になったんだろう。

電気は必要だけど、原子力発電所はうちの近所はダメだよっていうのと同じ話だね。
誰かが犠牲にならなきゃいけないっていう発想はイヤだけど、現実そうなりつつあるっていう事が透けて見える本当にイヤな話だ。

まずはゴミを減らそう。
それから処分場で処理する有害物質を含むものの消費量を減らそう。
鉄道各社が節電ダイヤを元に戻すことを検討しているってニュースもあったけど、今のダイヤで不自由あるのか?(個人的には不自由ない。鉄道の相互乗り入れも多少不自由だけど無くたって全然構わない。)
そもそも15%節電出来ちゃうって、どれだけ無駄な事やってたんだ。
みたいな事を、ちゃんと考えてみてほしい。

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