2011年9月4日日曜日

サムライブルーが身につけた逞しさとなでしこの試練 そしてビーチサッカーのワールドカップ

金曜日9月2日は埼玉スタジアム 2014 FIFAワールドカップ アジア3次予選第1戦 VS北朝鮮 1-0
土曜日9月3日は中国の済南オリンピックスポーツセンターでロンドンオリンピック アジア最終予選第2戦 VS韓国 2-1
同日、FIFAビーチサッカーワールドカップ ラベンナ/イタリア2011 第1戦 VSメキシコ 2-3

サッカーの大会だらけだ。これに男子のオリンピック予選も始まるわけで、JFAもてんてこ舞いだろうな。それもこれも、日本サッカーが強くなって、大会の最後まで残るようになったからだから、嬉しい悲鳴だろうけど。

台風の影響で雨の中行われた男子A代表の北朝鮮戦。
北朝鮮相手に危なげなく勝利と言いたいけど、ゲームを圧倒的に支配しながら危うく引き分けのゲーム。シュートが枠に嫌われたり、相手GKの好セーブに阻まれたとはいえ、1-0は頂けない。
原因はと言えば、ルーズな中盤で圧倒的にボールが持ててパスもつながるもんだから、調子に乗って中央突破を試みたり、サイドも中途半端な高さからクロスを放り込んだりとか、自分たちの楽しいプレー、楽なプレーに流れ気味だったからだと思う。
北朝鮮は常に前を向いてプレーできるよう、最終ラインを低めに、下手をしたら6人くらいでゴール前のスペースを埋めて守っているわけだから、そりゃ、崩すのは簡単ではない。
それを、香川を筆頭に個人技と細かいパス回しで崩すとか、できたら素晴らしいけどねぇって思える攻撃パターンで、実際崩しはしたが、その形ではゴールはできなかったし、チャンスを潰すこともしばしば。
サイドも深い位置からクロスを上げて、北朝鮮DFの体の向きを変えさせられれば、もっと得点のチャンスは増えたはず。
でも、こういうゲームを勝ち切れたのは強くなった証拠。
引いて守る相手から、どう得点するかという意味では、選手たちはもっと危機感を持って考えるべき。
長谷部は流石って感じだったけど、その意識と経験を全選手に共有できれば、もっと強くなる。

なでしこは、ちょっとどうしたのかと思うくらい低調なゲームだった。
研究されている上に、選手の海外移籍での練習不足や注目度が上がったストレスなんてものがあったりするんだろうと思うけど。
ピッチも酷かったし(芝のアップになると、微妙なデコボコが見えたり芝の高さが刈りそろえられて無かったりに見えた)、ボールの空気圧が低かったり(ちょっと信じられないな 国際大会を運営する能力を問われても仕方ない)という事もあるけど、条件は相手もイーブン。
気持ちを入れなおして頑張って欲しい。

最後にビーチサッカー。
映像は見ていないけど、ラモス監督就任以降最低のゲームだったと監督自身語っている。ま、感情の人だからじっさいのところはどうなんんだろう。
次はウクライナ、ブラジルって続くということ。
まだ終わったわけじゃない。

って、ビーチサッカーの代表選手を見ていたらあまりにも懐かしい名前が。
田畑輝樹、河原塚毅って、以前アルビレックスに所属していた選手。
まだ現役でやっていたんだ。すみません、もっと注目するようにします。
元アルビレックスの選手でビーチサッカーといえば、以前リカルドも活躍していたよね。(流石に引退してると思うけど)
アルビレックスSがカップ戦優勝を達成したりと、こういうニュースを見たりすると、本当に日本のサッカーのすそ野が広がっているんだなって感じる。

今日は、天皇杯1回戦。
昨日台風で順延になった試合も今日は大丈夫だろうか。こちらは曇りで蒸し暑いけど、足の遅い台風はまだ大雨を降らせる可能性があるとか。
YSCCは13時から群馬でアルテ高崎戦。勝てばフロンターレと等々力で対戦だ。

3 件のコメント:

  1. YSCC-アルテ高崎 0-2
    YSCCは開始早々にセットプレイから失点し、そのまま守り倒されたとか。
    ビーチサッカーも負けて、1試合を残して予選敗退。
    最後の試合、悔いの無い様に戦ってほしい。

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  2. ウズベキスタン戦1-1。
    阿部を入れた形を試したけど、どうだったのかな。選手やピッチのコンディションってのもあると思うけど。
    相手のスピードに振り回された感がある。
    結果は、最低限の引き分け。
    勝ち切れなかったというより、負けなかったと言う方が正しい。

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  3. なでしこ、北朝鮮戦、引き分けたけど、最終戦を残してロンドンオリンピック出場決定。
    おめでとう。お疲れさま。

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