2011年4月7日木曜日

コパ・アメリカ出場について

一度辞退ってニュースが流れたけど、協会は15日までに検討して結論を出すらしい。
昨日のエントリーで宮城県サッカー協会の自粛要請について書いたけど、日本サッカー協会は華麗にスルーしたみたい。

コパ・アメリカと言えば、世界屈指の伝統を持つ選手権。
日本代表が、フランスワールドカップで結果を残せず、日韓開催へ向けてトルシエ監督を招集。
そのトルシエ監督が、初めて招待されたコパ・アメリカで、これまでの選手を指揮して惨敗し、世代交代が促進された記憶がある。
今回は、その時以来の2度目の招待だったわけだけれど。
正直、海外のクラブでレギュラーとして活躍している選手は、ここで休ませてあげなきゃだし、Jの選手はリーグ戦真っ只中なわけで、日本代表選手はチームの要。U22代表でどうだっていう意見も、U22代表だってチームで欠かせない選手。
Jのクラブから出すって言っても難しいのだ。
出した揚句に降格しちゃいましたじゃ洒落にならないし、チームによっては一気に選手層が薄くなるって事も考えられる。
そうだ、FC東京なら代表選手も多いし、元々J2だから降格ないし、FC東京中心でいこう(殴)
というのは冗談として、コパ・アメリカで戦う日本代表を見たい半面、実際選手を取られる事を考えると、とっても困った問題だ。
それでなくてもクラブレベルではACLを戦うクラブがあったり、U22はロンドンオリンピック予選があったり、A代表はブラジルワールドカップ予選がある。

アルビの場合、実績からいって呼ばれる可能性があるのは高徳と東口。
どっちも居なくては困るが、高徳はU22でとられるのは確定。GKは黒河が離脱してしまっているから東口が抜けた場合はユースから昇格したばかりの渡辺君だけ。そんな時に元鹿島の小澤選手が練習に参加ってニュースがあった。
ユースから早川、西村の両選手がトップで2種登録されたり、韓国から練習参加の選手がいたりって、選手の層を厚くしようという試みは、ACL出場権獲得と、出場した際の選手層の確保という事だろうけど、万一のコパ・アメリカ対策にもなっている。(のか?)代表選手がいない間は、他の選手がレベルアップするチャンスだって考えよう。

3 件のコメント:

  1. 南米協会の国際連盟(FIFA)のブラッター会長の了承を得た上で、「代表チームの中に欧州でプレーする選手が必要なら、南米連盟の責任を持って交渉する」という特例プランって、どうなんだろう。日本協会も、欧州14カ国の1、2部でプレーする28選手のリストを提出たって…。
    そんなチームで何しに行くの?
     海外組に、招集に支障がないJ2勢や若手選手を組み合わせたチーム編成は可能で、小倉会長は「大会にふさわしいチームができるか。欧州組は全然休みがない。(7月は)練習の時期にもなる」と、なお残る課題を挙げ「原(強化担当技術)委員長とザッケローニ監督が話し合って決めること」と話したとか。14日の理事会、こんなんで大丈夫か?

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  2. 南米サッカー連盟は14日、公式ホームページで7月にアルゼンチンで開催される南米選手権(コパ・アメリカ)への日本の参加を発表した。
    日本サッカー協会からの文書によると、日本は海外クラブ所属の15選手以上の招集を出場の条件に挙げている。日本は海外組主体でチームを編成する方針で、招集には南米連盟が協力するとか。
    元々海外組は厳しいって言われてなかったっけ。

    しかし日本協会がイニシアチブを取って召集選手が決められない状態は異常。
    そんなチームを日本代表と呼ぶのは違和感がある。
    出りゃいいってもんじゃないと思うけど。

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  3. FIFAブラッター会長が介入を否定って報道も。
    さてさて、どうなりますやら。
    Jの選手はコパ、出たいだろうねぇ。

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