人間ドックで肺に浸潤があると引っかかり、CT検査。その結果、気管支鏡検査をいうのをやることになりました。
あまり聞いたことのない検査だったので、どんな検査なんだろうなと思う人と、自分の備忘用にその様子をUPしておきます。
私の場合、検査入院をしたので、検査30分前に病室で麻酔の吸引と左肩の筋肉注射をしました。吸引は電動式で発生させた薬剤の霧をのどから吸い込む奴。なんだか少し涎が・・・。
普段、痰が出ないのに、こんな時に限って出そうな気がする。が、しかし麻酔が効いていて出せそうにない。
まあ、呼吸はできるから、いいか。
車椅子で検査室に移動。
検査室の隣のレントゲン室で医師から、のどへ麻酔の噴霧。こちらは医師自ら手動のおしゃれなガラスの容器のついた噴霧器。
前の人が終わるのを待って検査室へ移動。
16時検査開始。
検査台へ寝る。目隠しをされ、マウスピースをくわえ、右に血圧、左に脈拍を測る機械をつける。
マウスピースの穴から気管支鏡が入るらしい。
ワイヤーが入っていく感じ。思ったより苦しくない。
咳止めの薬をのどに噴霧されるが、それで咳が出るという・・・orz
まあ、気持ちを楽にして眠り込まない程度にリラックスしよう。
検査で引っかかったのは右肺の上の方、確かに右の鎖骨下あたりに違和感がある。そこまで入っているのか。
痛いですかとか、いろいろ聞かれる度に右手でOKサイン。
(これは、事前説明でOKの場合は、指でOKサインを、ダメな場合は台を叩いて教えてくださいと言われていたため。)
ゆっくり体の向きを変えてという指示で、右側を持ち上げる。
はい、そのままと言われても、このポーズはお年寄りじゃキープできないだろうなと思いながら2回。
なんだか男性が指示をして、女性が操作しているみたいだ。
1番、2番ってのは、ひょっとして気管支に番号付いていて、それを指示してるのか。
もう少しで終わりますからねぇ~と言われて、少しして終了。
サンプルも採れたようで。
検査の所要時間は約30分。麻酔の時間を入れて1時間くらい。
器具をはずして、病棟の迎えを車椅子で待つことしばし。
記録したメディア、でっかいMDだなと思ったら機械のドライブにDVDって書いてある。
病棟の看護師さんが迎えにこないので、業を煮やした検査室のおばさんがエレベーターの前まで車椅子を押して移動。そんなんでいいのか。
そこでも待つことしばし、看護師さんが迎えに来て病室に戻る。
検査後2時間は飲食禁止とのこと。
体温を測ると36.8℃。朝は36.2℃で安定しているが、夕方ということを考えれば許容範囲。
説明書の中に”当日から翌日にかけて38℃の熱が出ることも”とあったが、そのケースは大丈夫みたい、と思ったのは甘かった。
少し咳が出るし、痰と言うより濃い唾(朝食以降、ちょっと午前中に水を飲んだくらいだから当然か)が出る。それは採取。
頭はボッーとするし、やっぱ胸に少し違和感があるので、寝ていることにする。
18時30分(きっちり2時間後)出された夕食を普通に食べて、20時頃(検査終了から3時間30分後くらい)なんだか寒気がしてくる。
体温を計ると36.9℃。体が震えている。これから熱が出るのか?と思ったら、
21時51分 38.1℃ orz
熱が出ても原因がはっきりしているし、とナースコールは
せず寝ていました。
しかし、23時に巡回の看護師さんが来て熱を計ると38.6℃。
早速、看護師さんがアイスノン2つ持ってきてくれて。枕と頭と左わきの下に当てます。アイスノン、気持ちいい。
3時に巡回の看護師さんが来て目が覚める。検温36。6℃。一気に下がってるw
まあ、翌日は寝不足以外はケロッとしているわけです。
しかし、血痰が出ると言われていたんですが、ぜんぜん出ませんでした。小便が黄色いので、出血はしているんでしょうが。
この検査を日帰りでやるケースもあるようです。
その場合は、ちゃんと付き添いの人に来てもらった方が安心ですね。
気持ちの問題ですが、日帰りでやるかと言われた方で、一人暮らしで面倒を見てくれる人がいない方は、医師に相談して、念のため入院して受けた方がいいかもしれません。
この検査、それなりにリスクはありますので、医師の事前説明をよく聞いておいた方がよいでしょう。(まあ、同意書取られますけどね。)
この検査の経過観察通院は先日終わりました。
返信削除肺結核を疑われていたわけですが、この検査入院前後11日間隔離、退院後も定期的に通院していたわけですが、観察期間が終了したわけです。
隔離中から一度も排菌が確認されず(そもそも確認されなかったから気管支鏡で組織検査となったわけですが)病院からは無事解放です。
過度なストレスは避けてください。発症する恐れがありますよってお話ですが、好き好んで過度なストレスになるような事はしないわけですから、難しいオーダーですね。