2011年4月3日日曜日

花見と自粛

ちらほら桜の花が咲いてきた。

昨日、友人と昼飯食べたベトナム料理店の窓の外にも桜が咲いている。
でも、そのガラスは3月11日の地震の影響か、ところどころひび割れている。
石原都知事が花見の自粛を呼び掛けたそうで、その影響か花見をする人は少ない。
夜桜のライトアップは、節電という観点から好ましくないと思うが、明るいうちなら問題ないんじゃなうかと思うけど、被災された方を思えば花見してる場合じゃないだろうって事らしい。
でも、そんな辛いことばっかり思って生活できるものだろうか。
それに、被災地では経済活動が止まっているわけだから、その分を他の地域でカバーしなければ日本全体の景気が落ち込んでしまう事になりはしないか。
ただ、個人のお金の動きは、思う以上に活発に見える。
買い溜めや募金。
とっても偏っているけど。

買い溜めしている人を見ると、不景気とか言ってるけど金あるじゃんって思う。でも、それはレジャーだとか他の支出を抑えるか、貯えを吐き出したりしているんだろう。
自分も義援金を振り込んだけど、その分、他に使うお金を節約するか貯金を取り崩す事になるんだけど。
貯金を取り崩した分は、消費に回ると考えれば、景気は良くなるはず。
しかし、問題は募金したお金が、いつ、どんな形で使われるかだ。
下手に使うと、いろんな所からパッシングされるんじゃないかって、募金された側が慎重に決まり切った形でしか遣われないとなると、社会全体にまわっているお金が停滞してしまう事になる。
だからって、無駄遣いしろってわけではない。
緊急性の高いものは、高いコストを負担しても素早く対応する必要がある。
それには、即断できる仕組みが必要だ。
なんて事をしゃべりながら仲間うちで花見するってのも有益なんじゃないかな。
 
ま、自分は当面断酒しなければならないんで、酒飲んで語らうってわけにはいかないんだけど、治ったら花見酒飲むぞっていう事で、こんなワインを買ってみた。
治るまで我慢だ。
治る頃には、きっといろんな事も解決していて、みんな楽しくお酒を飲める。
たぶん。
そうあって欲しいって、心から思う。

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