「仮想通貨と移民問題」今後この国にとって大きなテーマになるんだろうな。
そう思ってこの本を手に取ったんだけど、そういう物語ではなく、ジャンル的には冒険もののライトノベルになるだろうか。
そのジャンルを想定していれば楽しく読めると思う。
“ヒステリアン・ケース”と“アービトレーター”という表題の付いた2部構成で、フリーのWebプランナーとデザイナー、プログラマーが活躍する物語。
ヒステリアン・ケースの落ちは、実際にありがちだけど、あってはならない単純ミスの話。
あそこは絶対テストするでしょ。納品前に確実に。
アービトレーターについては、その目的にしてはお話のスケールが小さい。
それに普通、もっとスマートにやるでしょ。
今日的な問題を散りばめて描かれているけど、全体的に取材不足なんだと思う。
Kindleで配信したものの書籍化という事。その辺の仕組み知らないけど、ちゃんとした編集者がついていれば違ったのかな。
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