2014年6月30日月曜日

脾骨骨折日記

2014613日(金)2140分頃 食事からの帰宅途中、片側2車線の変則交差点の横断歩道で信号待ちをし、信号が青になった所で横断開始56歩歩いた所で右折のタクシーにぶつけられた。
ぶつけられた直後にタクシーの運転手が降りてきておたおたしている所に目撃者数名がすぐに救急処置に来てくれて、消防と警察に連絡してくれた。
その時点では、両ひざが痛いのと、ぶつけられたショックの影響か、なにも見た記憶はない。
来てくれた人が頭の確保をしてくれて、意識レベルや痛い所、氏名、年齢などを訊かれた。どうも消防関係の人らしい。
身分証明書は無いかと言われ、自分で鞄の中から免許証を取り出して渡す。
パトカーが到着し、簡単な質疑をした記憶がある。
警察からは、病院で診察を受けたら診断書を貰って、なるべく早く警察署へ来てくださいと連絡先のカードを受け取る。
救急車が到着し、ストレッチャーに乗せられ救急車へ。
免許証は、警察へ渡され、救急搬送される際に消防に引き継がれ、救急車の中で返却を受けた。
救急車の中では、路上で受けたような状態に関する質問を受け、大けがではないという事で、とりあえず心電図はとるが処置は無し。
搬送先が近場の病院かちょっと離れた病院で、近場の病院は入院できないので、診察後に帰るのなら受け入れると言っているという事。
一人暮らしだし、遠くまで行くと後が大変なので、近くの病院へ言ってくれるようお願いした。
病院では、当直らしい若い医師が1名と看護師が1名、事務員1名、レントゲン室に技師1名。
両足のレントゲンを撮る。
撮影後、診察室へ戻るが「両ひざが痛い」と言うと、改めて両ひざをお皿の所からレントゲン撮影。
右足の脾骨が折れているのは確実だが、太い方の骨も折れている可能性があるので、必ず明日CT撮影に来る事。
左足は折れていないと思うという話で、右足のみを固定。(固定すると、ズボンがはけないのでシャツとズボンを脱いで術衣を着せられた。今晩はこれで帰って明日返却してくださいとのこと。)
太い骨が折れていれば手術してプレートで繋げる可能性もあるので、入院になるかもしれないとの事。
一応、医師が入院は?と言ってくれるが、看護師さんはベットが空いていないのでとやんわりと御断り。
診察室を出ると、加害者のタクシー会社の人が来ている。
一通りの謝罪と、治療費、補償交渉は保険会社と行ってほしいという話を聞く。
病院から痛み止めを出すという事でロキソニン1日分の処方があり、看護師さんがここで1錠飲んで行くよう言って、水をタクシー会社の人に買いに行かせる。
原則として交通事故の治療費の支払いは、その場で現金払いしてもらう事になるという話があり、タクシー会社は、保険で対応するという話をし、保証金としてお金を預けている。
病院より診察券の発行を受ける。
タクシー会社の人の車(ワンボックス)で家まで送ってもらう。
その際に明朝840分頃に通院のためにタクシーを手配してくれるよう依頼。
帰宅は23時過ぎ。
両松葉。

614日(土)
7時に起床。右足が伸ばした形で固定されているため、起き上がるのが困難。
四苦八苦していると840分に迎えのタクシーより連絡。
昨晩の術衣と財布など身の回りのものを持って両松葉杖をついて降りるが、普通車のタクシーでは固定された足がなかなか入らない。
やっと入れて病院へ。
連れて行ってくれた運転手の話では、この病院、あまりいい話は聞かないとの事。
しばらく待って右足のみCT撮影。
幸い太い骨は折れていないとの事で、2ヶ月くらい外来に来るよう言われる。
警察から診断書を出すよう言われていると話すと、診断書を書いてくれる。(交通事故により右足脾骨骨折、左足打撲 全治2カ月)
病院を出て、会社関係に状況を電話報告。
帰り、タクシーを捕まえようと注意しながら歩く。普通車のタクシーでは厳しいためワゴンタクシーを探しながら歩くが、なかなか来ず、結局警察署まで時間をかけて休みつつ松葉杖で歩く。
交通捜査課担当者(昨晩の人がまだ勤務していた)に診断書を渡し、調書作り。
大体1時間くらい。
終了後、そのまま帰宅。
調書作成中に右足の疼痛が激しくなり、太もものやふくらはぎの裏の筋が痛む。

615日(日)
左足膝の炎症治まらず、熱を持って痛むが、立ち上がったり移動したりするのは左足を使うしかないため仕方ない。
両松葉は小回りも利かず、危ないため片松葉の練習。
昔、アキレス腱断裂をやったときの経験があるため、とりあえずは大丈夫。
シャワーが浴びられないため、水を使わないシャンプーと体をふくシートを近所の薬局で購入。

616日(月)
840分頃会社へ電話連絡。
タクシー会社の保険会社から電話。今後の流れについて簡単に説明を受ける。
治療内容開示の同意書や保険金の振込先の用紙を送るので返送してくれとの事。
慰謝料などは治療が完了してから。かかった経費は封筒を送るので、中に領収証等を入れて返送・請求してくださいとか。
加害者に代わって交渉をするのであれば、電話一本というのはどうかと思うが。

病院へ行くと、レントゲン撮影。(なぜか足首撮影のオーダーが出ていたらしいが、指摘し、確認してもらうと膝の勘違いだったとの事)
土曜日に固定したギブスが長すぎてアキレス腱や太ももに当って痛い事から、新しいものに変えてもらう。
月曜日もう一度来て、その際の経過が良ければ2週間に1度の通院で大丈夫ではないかとの診断。
別の病院へ転院しようと思うが、近場で土曜日やっている整形外科を知らないため、やむなく転院せず。

自分の保険会社へ何度か電話するが、混み合っていてつながらず。

617日(火)
会社より電話。いつ出てくるのかと訊かれたので、状況を話し、月曜日の診断を以って連絡をするとの話をする。(昨日、その話をしたのでは?
終日在宅
自分の保険会社へ電話が繋がり、書類の送付を依頼する。
左ひざはまだ熱を持っていて、内側を良く見ると派手な紫の内出血の下の部分が広範囲に黄緑色に変色しているのに気付く。
夜、びざ固定サポーターをamazonで注文。木曜着予定。

618日(水)
両方の保険会社から郵便物が届く。

619日(木)
左ひざの熱は、ようやく引いた感じ。黄緑色の部分は、徐々に紫になってきている。
右足の疼痛は相変わらずだが、ギブスを替えてから楽になった感じはする。
起き上がるのも、随分馴れた。
ちょっと近所を散歩。 

621日(土)
朝から、いつに増して足が痛いので病院へ行くが、安静にしているしかないとの話。
右足がパンパンに晴れている。
夜、足が痛くて寝つけない。

622日(日)
アイロンが掛けられないで放っておいたシャツをクリーニング屋へ出す。
お昼頃から映画を観に桜木町へ。
石川町から電車に乗るが、座ると周りに迷惑な感じ。
足の固定が長く、椅子にちゃんと座れないので、浅く腰かける。
夜は、やっぱり足がだるいし、右足の付け根が痛い。

623日(月)
朝、三井住友海上 担当より電話。病状を聴いているようで、書類の催促。
午前中病院 通勤について相談するが、骨が付くまであと23週間は安静が望ましいとの事。
固定具の腿の部分はもっと短くならないか訊くが、これ以上短くすると固定の意味がないため無理。
骨の付きは順調なので、次は2週間後(77日)
帰って会社へ電話。
どうしてもやって欲しい事があると言うので、明日昼前くらいに顔を出す事に。
三井住友海上への書類(病状開示の同意書と振込先)をポストに入れ、帰りに空いている店を探し、事故後初めて普通の飲食店で外食。無事立ち・座りは出来るが、やっぱり右足は固定しているので投げ出す感じになるし、浅くしか座れない。空いている店じゃないと迷惑だ。
みなとみらい線に一駅乗ってみるが、やっぱり電車の座席は低く、立ち・座りが困難。
夜、やっぱり足が疼いて寝つけない。

624日(火)
9時過ぎに部屋を出て会社へ。普段6分くらいで着く所を15分かけて歩く。
とにかく空いている電車で座っていくが、やっぱり足が周りの迷惑だ。
かといって立っていると足がむくんでジンジンしてくるし。
普段1時間20分くらいの所、2時間近くかけて会社へ。
2時間ほど仕事。
会社へは2週間の安静の旨伝えて了承を得る。
1220分頃、会社の車で乗り換え駅まで送ってもらう。
左ひざが痛い。帰って休んでいると、折れている足より痛みが酷いくらい。

627日(金)
昨日、今日と近所のスターバックスで30分くらいコーヒーを飲みながら読書しているが、右足がだるくなる。
家でじっとしていると眠ってしまい、夜眠れないという事が続いていたので、外へ出るようにしているのだけれど・・・歩いていると、やはり足がむくんでくる。
安静なんだよね。

630日(月)
朝から左手人差し指と左右両足の親指がしびれている。
先週、医者へ行った際にはしびれは、骨折とは別の原因ではと言われたが、骨折していれば横になっていても、座っていても、立っていても不自然な姿勢になるもの。
1530分頃から1720分頃まで散歩(山下公園で30分ほど休憩)するが、帰って来ると右のふくらはぎがパンパン。足首にも疼痛。
右足の付け根が痛い。


多分、次に続く

3 件のコメント:

  1. 7月1日(火)
    よく眠れず、右足のすねが痛く、指先が痺れ、足首に疼痛があるので、予定日ではないが病院へ。
    固定しているせいかもしれないという事で、固定板を取る。
    但し、松葉杖は必須で、安静は変わらず。痛むようであれば氷で冷やすようにとの事。
    夕方、右足の甲の外側が紫色に変色している。
    右脛と折れたと思われる箇所が痛いので冷却材で冷やす。

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  2. 7月2日(水)
    天気が良く、調子に乗って銀行の通帳記帳や歯の定期検診の予約、書店など歩き回る。
    書店の帰り、右の股関節が痛く、ふくらはぎも張って、歩くのがつらい。
    夜、ひざも痛くなり、一旦眠ったものの目が覚める。
    ひざは冷却材、右足のつけ根に家にあった貼り薬。
    電話がかかってきて、あすは会社へ顔を出す予定だが。

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  3. 随分間が開きましたが、その後の経過。
    脚の固定は1ケ月で取り、松葉杖をつきながら復職。
    松葉杖も、じき医者に確認して返却。
    なにしろ通勤電車やバスに乗るのに不便。
    通院は、3カ月くらいで症状が固定したと言う事で終わり、股関節については、整骨院で12月まで1~2週に1回治療をした。
    交通事故の示談は、自治体の交通事故相談センターに相談し、相場を確認。
    弁護士をつける・つけないで、随分金額の開きがあるんだな。
    件数が多いから、相場を決めちゃって事務的に処理しないと進まないんだろうけど。
    ただ、弁護士をつけると、それなりの手間とお金(示談金の中から引かれる)がかかるので、弁護士はつけないで交渉。
    結局、こちらの過失割合0という事もあって、ほぼ弁護士をつけた場合の金額で示談が成立。
    後遺障害が現れた場合は別に請求できる事にはなっているけど、既に初めの医師が症状確定の診断書を出している訳で、それはかなり難しいんだろうなと思う。
    そういう意味でも、納得できるだけの交渉をしてから示談しないと、ゆくゆく後悔しそうなので、このブログを読んでいる人で、悩んでいる人は要注意。
    ただ、納得というのは難しいのだけれど、区切りをつけなきゃ前に進めないんだと思う。

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