中津東(大分県代表)－帝京長岡(新潟県代表) 埼玉スタジアム２ＯＯ２ 14:10K.O 第91回全国高校サッカー選手権大会2回戦 2013年1月2日

2回戦から登場の2チーム。双方とも過去に出場経験はあるが、勝った事はないという事。
大分と新潟と言えば、Ｊリーグでも浅からぬ縁がある。
トリニータもアルビレックスも2002年ワールドカップ招致活動を名目の一つに作られたクラブだからね。
帝京長岡は、そういえば前回出場時にＰＫで次に進めなかったなってのを思い出した。
40分ハーフとはいえ、連日試合を行うレギュレーションで、勝ち抜けば3回戦はは有利に戦える。初勝利とともに、一つでも上に行けるチャンス。

ゲームは前半、双方ともチャンスを作りながら無得点で終わるかと思われた37分に帝京長岡が縦への崩しから長坂のゴールで先制。
再三見事なパスワークで、左右に崩しの隙を見つけようとしてしていた帝京長岡だけど、ゴールへの意識の高さが見られた得点。
チーム力は帝京長岡が上だろうし、中津東としては前半０－０で上出来という所での得点は大きな意味があった。

後半は中津東が猛攻をかける。
しかし、その時間帯を帝京長岡が凌ぎきると、後半５分。逆に得たコーナーキックのチャンス。ショートコーナーからシュートがこぼれ、一連の流れでゴール前の混戦。ＧＫのブラインドになった所から帝京長岡 滝沢の触ったボールがゴールインで２－０。(ミニゲームでよくやるプレイだよね)
その後、ゲームは帝京長岡が掌握。
徐々にＦＷとＤＦのラインが間延びしてくる。
中津東も何度か長いボールからチャンスを作るが決め切れず、このまま２－０で終了かと思われたアディショナルタイム３分。アルビレックス加入が決まっている小塚の技ありゴールで帝京長岡が中津東を３－０で破った。

ゲーム全般を観れば、妥当な結果だと思うけど、勝った帝京長岡。まだ蹴っとけパスや、ここ一番でのパスミスが少なからず見られる。
次の試合、同じ事をやっていては難しい試合になるだろうな。
帝京長岡、今日は３回戦。１４時１０分から浦和駒場スタジアムで鹿児島城西と対戦する。