試合前、オフィシャルＨＰ「アルビレックス散歩道」でお馴染みのえのきどいちろうさんと平畠啓史さんのトークショー。
平畠さんが、震災復興マッチでのＫＡＺＵの得点に感動したと言えば、えのきどさんが、その時のゴールキーパーは東口なんで、喜んでいいのか悲しんでいいのか。個人的には新潟視線で・・・と言う笑っていいのか悪いのか微妙で絶妙な駆け引きを繰り返していた。
最後に、えのきどさんが、まさかのコメリ会長の「エイエイ・オー」ネタを平畠さんへ。
いや、そこをイジっていいのかと思っていたが、いや、あれは縁起が良いんだよと、えのきどさんが全く知らないという平畠さんに無茶振りをする。
それに応えるスタンドのサポーター。
それが良かったのか、ゲームは５－０というＪ１昇格以来初のスコアで新潟が勝利した。
まあ、名古屋の元祖中位力が、新潟の勝ちを呼び寄せ、新潟の中位力が得失点差を詰めたという噂もある。（嘘）
さて、まじめにゲームを振り返ると、開始6分くらいまでは名古屋のペースだったと思う。
しかし、徐々に新潟もペースを取り戻し、これはスコアレスで終盤まで行って潟る展開か・・・と思った前半だった。
ポイントは、名古屋の選手のボールの持ち方の甘さ。舐めているのか、イマイチ気持ちが乗っていないのか、簡単に新潟の選手にボールを取られる。
また、パスミスも目立ち、いや～当りは強いけどサッカーなら負けないんじゃない？でも、こういう相手は一発が怖いんだよな、と。
永井と金崎、それにケネディ。何だかんだ言って怖いもんな。
と思ったら、後半ケネディに代えて玉田。（ケネディは腰痛らしい。しかし、控えに玉田がいるんだもんな。こっちも怪我明けだけど。）
後半、ジンスの積極的な崩しが生き始める。
で、亜土夢からの縦パスがジンスに渡った所で、名古屋ＤＦ2枚に潰されるが、これがＰＫ。
56分 ミシェウさんが決めて１－０
名古屋は、ＭＦ田口に代えてＤＦの増川を入れて闘莉王を前線へ。
新潟は、イマイチ目立ってなかった征也に代えて貴章をピッチへ。
64分 ジンスが左サイドを抉って折り返したボールをミシェウさんが決めて２－０
名古屋、藤本に代えて小川。
審判のジャッジに前半から執拗に抗議していた闘莉王が、これまたかなりしつこい抗議を行い、異議でイエローカードを貰う。
この辺りで、闘莉王の気持ちが折れたんじゃないかな。動きの生彩の無さに拍車がかかる。自分が動けてないから、イメージと違うからファールになるんでしょ。
73分 貴章が右サイドをドリブルで持ち上がり、ＰＡへ侵入。放ったシュート？が増川に当ってゴール。３－０
新潟は、ＤＦに少し不安がある村上を下げて坪内。
89分にはゲームを終わらせる時計を進めるためだろうともうけど、ミシェウさんに代えて平井。（今シーズン、スゲー期待してたんだけどな、平井。でもまだ終わってないからね。）
インジュリータイムは4分。
相手陣内でのボールキープという原則をそのままって感じだったけど、ジンスからのパスをブルーノ・ロペスが綺麗なミドルシュート。いやぁ、リーグ戦じゃ久々じゃないの？
最後は、コーナーキックから、ファーサイドで坪内が合わせて５－０
このゴールと直後にゲームセットのホイッスルが鳴った。
楢崎から5得点ってのは信じられないが、ＧＫとしてはどれもノーチャンスだったと思う。
つまり、それだけ名古屋のＤＦがヤバかったというか、新潟の攻撃が凄かったということか。
このゲームが終わっても、新潟はまだ17位。
降格圏内にいることには変わらない。
1点勝ちでも5点勝ちでも勝ち点は3なのだ。
うかれている暇はない。
残り7試合、最強のライン・コントローラー大宮戦も含めて全勝する。
残留を勝ち取らなきゃ、この勝ちなんて何の意味も無い。
気になる話を一つ。
今シーズンのスワンの観客数、平均２１，８８９人（前年比８７％）で、エコパや味スタより少ないという。
大企業のバックが無い新潟は、サポが日和っちゃ成り立たない。
スタジアムの広告も減っているように見える。
自分らが出来る範囲で、何とかしようよ。
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