第14回JFL第11節 Y.S.C.C vs 佐川印刷SC 2012年5月12日 13時K.O ニッパツ三ツ沢球技場（観戦は前半だけ）

試合開始時の天気は曇り。ポツリと一瞬雨粒が落ちたかも。後半が始まるころにはよく晴れた。
YSCCは開幕2連敗のあと、5勝2分けと好調を維持している。
一方の佐川印刷SCは暫定首位。（チーム数が奇数なのと、前節の栃木vs長野戦が雷の影響で順延となったため試合数が揃っていなく、長野が上回る可能性がある）

この試合、YSCCのパスが繋がらない。
佐川印刷は、守備時にリトリートして比較的低い位置で5人がフラットにラインを作り、ボールサイドの選手が積極的にプレスをかけてミスを誘う。
YSCCは、そのラインの裏にロングボールを狙うが、裏が取れない。
簡単にロングボールを蹴るという、YSCCらしくないゲーム運びでペースを乱しているんじゃないだろうか。
ボールサイドは、中盤でYSCCが複数人数で囲んでボールを取りに行こうとするのを、ボールを動かしてそれを交わし、少ない人数で効率的に攻める佐川印刷。

先制点は、YSCCのPA前のスペースでDFとGKの間に落ちたボールの対応が曖昧にになったところを佐川印刷9番の平井晋太郎がループ気味に決める。
追加点も、インターセプトからのロングボールに俊足を飛ばして追いついた平井。
佐川印刷が2点のリードで前半を終えた。
平井選手、新潟に入団した鈴木武蔵選手と似ているなって調べてみると、トリニダート・トバコ出身で群馬育ちだとか。

YSCCは、パスの精度が悪い。
相手の綺麗の揃った5バックのラインをどう崩すのか（そこを意識し過ぎたのがあの結果かもしれないけど）後半は、そこの修正をどうやってくるのかなと思っていると、鈴木陽平監督、控えの選手と一緒にボール蹴ってるじゃん。キック、何か衰えたな。精度も悪いしって・・・そういう問題じゃないか。

後半、佐川印刷のGKが怪我で交代（選手と絡んだプレーではないので筋肉系のトラブルだろう）して長くなったアディショナルタイムにYSCCがPKからのプレイで1点を返して1-2で終えたよう。