TOHOシネマズが、映画の入場料金を、一部地域(栃木、山梨、長野、広島、長崎、鹿児島の6県で運営する施設の一部)で3月から18歳以上の一般料金を300円安い1,500円に引き下げ、18歳未満は1,000円に統一するそうな。
他の地域は、来春から。
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011012000694
「デフレが進む中、料金が高いという指摘があった。料金体系全般を見直して利用頻度を高めたい」という事だけど、まあデフレと映画料金は関係ないかな。その理屈じゃ牛丼が300円切ったんだから、映画も安くしろって事でしょ。
むしろ、1800円を出してまで観たい映画が少なくなったんじゃないかな。
映画料金の値下げっていうけど、これは単純に映画館単体で決められる問題ではなく、配給会社との絡みもある。
だって、入場料金をみんなで分配するわけだからね。
東宝さんは、配給、興行とも絶対的な力を持っているから可能なわけで。
まあ、製作者としてはとんでもない話だと思う。
これで、資金力のない映画製作者は東宝と組むリスクが増えたね。
また一段と、お金を出してくれるテレビ局とかの大スポンサーがいない限り、製作が難しくなった。
自縄自縛とはこの事だな。
テスト打ち切りで12月1日から、高校生料金1000円とシネマイレージ会員料金1300円を除いて元に戻すそうだ。
返信削除入場者が前年比68.7%、収入が前年比66.1%じゃ、そうなるか。