2010年11月13日土曜日

マザーウォーター 監督:松本佳奈 製作:パセリ商会 2010年 日本映画

赤ん坊を抱いている女性の画(誰だかわかんない)からパンしてタイトル。

そこから、川が出て、この映画のメインキャスト達の姿が忙しくカットバックされる。
ストーリーから、彼女たちを紹介する手法はとれないという事もあるけど、ホント忙しいね。
ウイスキー(山崎12年:水割り用、山崎18年:オンザロック用)しか置いていないバーをやっているセツコさん(小林聡美)、子供のころから豆腐が好きで豆腐屋を始めたハツミさん(市川実日子)、喫茶店を始めたタカコさん(小泉今日子)の3人がメインかな。
それにセツコさんところの常連の家具職人のヤマノハさん(加瀬亮)、銭湯をやっているオトメさん(光石研)と、そこで働くジンくん(永山絢斗)。
その全員をつなぐマコトさん(もたいまさこ)とオトメさんの1歳半くらい(オトメさん談)の息子らしいポプラ(田熊直太郎)。
何だかしっくりこないのは、女性3人、好きなこと始めて街も気に入っているようなのに、もう次の場所の事を考えている事。
ポプラを親の知らない自分の知人に何の疑いも無く預けちゃう事。
とっても素敵な街に撮れてるしね。
客観的に見て、経営成り立たないわなってのは置いておいて。(実は、そんなシリアスな話だったらヤだな。)
山崎の水割りに使う縦長の氷、美味しそうだけど、水多い気がするとか、珈琲1人前に豆3杯って、少し多い気がするとか細かい所も置いておいて。
料理は、相変わらず美味そう。

舞台と着想は良いと思うだけに、ちょっと残念な映画だった。
最後の声の人、ポプラの母親?初めの映像がそれって言いたいのかなぁ。

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