2013年3月10日日曜日

【2013年J.LEAGUE Div.1 第2節 アルビレックス新潟vsサンフレッチェ広島 1-2】2013年3月9日(土)13:04K.O 東北電力ビッグスワン 晴れ

天気予報では、最高気温8℃だったけど、スタジアムは、暖かだった。

前半21分でイエローカード2枚で退場者を出して10人になった新潟が、よく耐えたって評価する人も多いんだろうな。
しかし、個人的にはそうは思わない。
確かに藤田の2枚のイエローカードは、サイドバックとして、過剰な守備意識がもたらしたものだと思う。自分が抜かれちゃいけないと。
でも、2枚とも必要のないファールだった。周りが見えていればあのプレーはないはず。
押しに押して1点を取れず、柿谷の一発に沈んだ前節のセレッソ大阪戦。
観た人は、悪くないというけれど、そこでなぜ1点を取れなかったのか。
観てない自分は分らなかったけど、このゲームを観て、あの2回のファールと根っこは実は同じ所にあるんじゃないかと思った。

藤田の2枚目はともかく、1枚目のあの場面、なぜサイドバックの選手がほぼ中央で相手選手を後ろから引き倒さなければならなかったのか。
まあ、スピードで負けて熱くなったってのはあるんだろうけど、あそこはボランチとセンターバックで対応しなきゃダメ。
藤田が見えてないって言うのと同時に、コミュニケーションが取れていないという事。
攻撃の場面を観れば、フィニッシュの精度を言う人が多いようだけど、攻撃が単発で終わっている事の方が問題だと思う。
例えば左からジンス-亜土夢-ブル・ロペと崩してもシュートを跳ね返された時に詰めている位置が遠すぎて効果的な2次・3次の攻撃が出来ない。
相手の守備を崩した時に攻め手が遠いって話。
セレッソ戦もそうだったんじゃないかな。
結局、攻守をつなぐボランチのポジショニングの話じゃないか。
あれじゃ流れの中からの得点は望み薄。
押し込んで、有利な位置でファール貰ってセットプレーから点を取る(押し込む事は出来ているし、今年は高さで勝負できるからね)ってのを徹底して狙っていくしかない。
レオ-三門のボランチはフィジカル的には最強かもしれない、しかしセンターバックが二人変わったチームで、両サイドバックは攻撃的。しかも、そのうちの一人、藤田はサイドバックが本職じゃない。
そんな状況で、新加入でコミュニケーションが十分に取れないレオと、どちらかと言えば自分が動き回る事でリズムを作っていく三門のコンビは今のチームに合っているのかな?

ゲームは、新潟が押して、広島は後方でボールを回しながらカウンターを狙うという展開。
田中達也、もっと見たかったな。
10人になった新潟は、10人という事を感じさせなかった。
ただ1点目を失った時は全体に引き過ぎていて、嫌な位置でファールを取られてしまった。
しかし新潟の選手は、倒れないね。
この間ブンデスで、体を当てられた乾が倒れないでシュートまで持って行って幼いプレーって言われたけど、亜土夢にしてもジンスにしても倒れない。
広島の選手はACLで疲れていたってのもあるんだろうけど、対照的によく倒れていた。
セットプレイは、亜土夢。良いボールを蹴っていた。ジンスのロングスローとともに、クナンの高さを生かしてゴールの起点になりそうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿