2011年2月23日水曜日

【スプートニクの恋人】 村上春樹 著 2001年4月講談社文庫

読んだのは、これが初めて。なのに、既読感がある。まあ、そんなケースは何回か経験している。
村上春樹さんの作品で言えば、この作品の他に“めくらやなぎと眠る女”に収録されている『蟹』という作品。
書き下ろしと書いてあるんだけど、絶対どっかで読んだぞって思うんだけど…。
何しろ、村上春樹作品は、この本を買うまで『ノルウエイの森』(赤と緑のブックカバーを鮮明に覚えている)以来、『1Q84』まで読んでいなかったんだから。
可能性としては
1.昔読んで、すっかり忘れてた。
2.似た様なテーマを持つ作品と混同している。
3.実は、そうう経験をした事がある。

う~ん3は、ない。そんな経験しようがないから。
1みたいな事って、本人が自覚していないだけかもしれないけど、無いんだよね。
2については、平野啓一郎さんの『日蝕』を読んで、どっかで読んだな。あ、佐藤亜紀さんの『鏡の影』かって、分かりやすいケースは別として、一々覚えてないから、このケースが一番可能性が高いのかと思う。

スプートニクの恋人で言えば、この世界を発展させていくと『1Q84』になるねって思った。
多分そんな感じの既読感かもしれない。

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