今日、調布で空を見上げたら、黄色い複葉機が飛んでいた。
ネットで検索したら、多分こいつだ。WACO YMF Super 複葉機
http://www.dreamair.jp/aircraft/
複葉機って、浮力が得やすいという理由で、飛行機の黎明期ではメジャーな存在だったけど、今やジェット機の時代になれば、その構造上の問題から避けられてきているもの。
「素晴らしきヒコーキ野郎」って石原裕次郎も出演したハリウッド映画もあったっけ。「レッド・バロン」とかも複葉機だったよな。サン・テクジュペリの作品に出てくる飛行機や、ロアルド・ダールの「飛行士たちの話」とかにも出てくるし、宮崎駿の「紅の豚」のロッソも、水上で離陸できる仕様の複葉機に乗っている。ジェット機よりプロペラの複葉機の方が、ロマンチックだよね。
「カモメのジョナサン」の作者リチャード・バックの日本で発表された次の作品「イリュージョン」では、複葉機に乗った救世主が出てくる。ま、殺されてしまうんだけど、「神は人の親が子供の悪戯を気にしないように、人が何をしたって気にしないさ」みたいなセリフがポツンと出てきて、キリスト教徒ってイメージじゃないなって、結構衝撃的だったような覚えがある。
自分みたいな日本人(って一般化していいのか分からないけど)にとっては、そんなロジカルに考えなくても、神様がどうこうって思わないよなってね。
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