決勝トーナメントを危なげなく勝ち上がってきたドイツと、何だか危なっかしい感じで勝ちあがって来たスペイン。
エジルという新星が輝くドイツと、F・トーレスの絶不調でビジャが穴埋めをしているスペイン。
こう書くと、ドイツの勝ちだろって思うと思う。
ドイツ代表は身体を大きくしたスペイン代表みたいだって思うと、オリジナルが簡単に負けるとは思えないねと考えてしまう。
ゲームは、小気味よくパスをつなぐスペインと、パスをカットしてカウンターというチャンスを狙うドイツという展開。
でも、スペインは簡単にはミスしない。
ボールを取られても、危ない位置ではない。
スペイン代表というより、バルセロナのゲームを観ているみたい。GKはカシ―ジャスだけど。
しかし、ドイツもキッチリとした最終ラインがスペインの侵入を許さない。
スペインが焦れてパス回しにミスが出てきたらドイツの勝ち。
ドイツがスペインにDFのギャップを作られて得点を許せばスペインの勝ち。
そんな筋書きが見えた。
後半、CKからプジョルが、味方FWのブロックの後ろから飛び込み、ヘディングで取った1点が決勝点となりスペインが初めて決勝へ進んだ。
個人的には、このゲーム、2つのポイントを挙げたい。
1つはスペインが1トップに、ちゃんとビジャを使った事。
2つ目にGKのリズムの作り方の違いが効いたかもって事。
1つ目。このチームのベースはバルサなわけだから、バルサのやり方を知悉した選手が出れば、効果的なプレーが出来るだろという単純な理由。
2つ目。GKまで行くプレーがそんなに無かったとはいえ、行った時のGKのアクションが、取って当然と淡々としていたノイアー。一方、ファインセーブに見えるけど、ホントかよって思って見ていたけど、カシ―ジャスは味方選手を鼓舞し、勇気づけるアクションをしていた。これって、フィールド・プレーヤーとしては、行けるぜって感じになるんだよね。
最後にゲームには(そうも言えないけど)影響しなかったと思うけど、審判のジャッジについて。
リプレーで微妙なプレーがリプレーで流されるけど、確かに誤審はあるようだ。
でも、触れた、触れないではなく、勢いとして行った、行かないという皮膚感覚がプレーヤーとしては大事だったりする。
だって、来ると思ったからよけて大けがをしないですんだとかもあると思うし、それは当らなかったからノー・ファールってやられたら公平じゃない気もするしね。
そういう意味では、このゲームの審判は良かったんじゃないだろうか。(そういうプレーがあったとかいう意味ではないです。)
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