2013年2月19日火曜日

【センセイの鞄】川上弘美 著 文春文庫 2004年9月10日第1刷


谷崎潤一郎賞受賞作

駅前の居酒屋で十数年ぶりに再会したツキコさんと、その高校時代の国語の恩師、センセイ。
お酒のつまみの趣味が同じな親子ほど年の違う二人の間にゆっくりと流れる時間。
揺れながらセンセイに惹かれてゆくツキコさん視線で描かれる世界は、何だか暖かい。
多分、この物語は、読む年代によって感じが変わるんだろうな。そんな本。

0 件のコメント:

コメントを投稿