2013年1月21日月曜日

函館イルミナシオン映画祭2012 第16回シナリオ大賞『嘘つき兄さん』 斉藤清貴作

案の定、選評は散々。今回は、作者も認めているという・・・
という受賞作を読んでみました。

アイディアで引っ張る作品。そんな感じ。
アイディアは、とっても面白くて、でもなんでダメだしされているかと言えば、嘘つき兄さんの造詣が全く出来ていないからだろう。
自殺した嘘つき兄さんのキャラクター造詣が無いと、家族のキャラクターが全体的に生きてこないんじゃないですかね。
妹さんの行動も理解できませんよ、きっと。

物語は、東京に行っている兄が死んだと連絡が来るが、母は兄と名乗る男の電話を信じていて、その男は元振り込め詐欺のメンバーで、母の声と出会った事で足を洗って・・・というお話。
いや、絶対もったいないな。このアイディア。

0 件のコメント:

コメントを投稿