2011年10月30日日曜日

【馬たちよ、それでも光は無垢で】古川 日出男 著 2011年7月30日 新潮社刊

今週末も、日本大通りで震災復興イベントが行われていた。
2011年3月11日に起きた東日本大震災は今もリアルタイムで人々を苦しめている。

著者の古川日出男さんは、福島出身の作家。
自分が読んだことのあるこの人の本は【アラビアの夜の種族】だけ。幻想的な物語。しかし、読みづらいなって印象があった。
読み終えれば、そういう事ねって思ったんだけど。

著者は、この本で3.11の震災で、自身が受けた衝撃を文章で表現しようと試みている。
【聖家族】という作品を読んだ事が無いので、この作品の創作部分と思われる所の理解は十全に出来ない。
ただ、この震災を受けて、彼の心が、思考がどのように動いたのかという事は推し量る事が出来る。

【ジェノサイド】高野和明 著 2011(平成23)年3月30日 角川書店刊

まずは、極上のエンタテインメント小説だと思う。
日本の大学院生と、研究者をしている父親の関係。アメリカのイラク戦争を含めたネオコンの描写。アフリカの部族対立。
それに、人類の進化。
一見、関連の無い事項が一編の物語として縒り合されて描かれている。

小さな真実を積み重ねて大きな嘘(物語)を書けというのは、よく物書きの指導者から言われることだけど、これは常に世の中の動きに関心を持ち、丹念に調べ、その情報を取捨選択をすることが必要なのだけれど、この物語は、ちゃんとそれが出来ていると思う。
不可能を可能にしていく海外でのアクションパートは圧巻だが、国内のパートで主人公の友人周りの描写が薄いのは、590ページの分量に対する配慮なのか、研人のそれまでの生活がそれだけだったという事を印象付けたいのか。
しかし、どうせならそこも掘り下げて上下2巻にしてでもと思うくらいに読ませる。

人間の性質とは。人間の進化とは。
ぼくたちは、それをどう考えるのか。

2011年10月29日土曜日

第35回全国地域サッカーリーグ決勝大会の組合せ

ちょっと前に発表されていた11月18~20日に行われる全国地域サッカーリーグ決勝大会の今年の組み合わせ。

Aグループ:テクノポート福井(福井県福井市)
JAPANサッカーカレッジ(CUPS)(北信越)・NPO横浜スポーツ&カルチャークラブ(YSCC)(関東)・バンディオンセ加古川(関西2)・sizuoka.藤枝MYFC(東海)

Bグループ:アスパ五色(兵庫県洲本市)
クラブフィールズノルブリッツ北海道(北海道)・奈良クラブ(奈良)・福島ユナイテッドFC(福島)・SC相模原(優遇)

Cグループ:春野総合(高知県高知市)
Dezzolla Shimane E.C(中国)・HOYO AC ELAN大分(九州)・黒潮フットボールクラブ(四国)・東京23フットボールクラブ(全社枠)

Aグループ、明らかに他と比べてキツすぎだろって感じ。しかも会場が福井ってのも微妙。どこからも遠いしね。
でも、CUPSは天皇杯、ここでやったんだっけ?
しかし、これで勝ち上がれなきゃJFLへ行っても結果は残せないわけで。

決勝ラウンドは12月2~4日、大阪の長居第2。

TOHOシネマズの実験終了

TOHOシネマズが、映画料金の引き下げ実験を行うと発表したのは、今年の1月の事だった。
映画の鑑賞料金は興行会社の営業方針や地域性(劇場の立地や施設の多様性)などの要素がからみ、まちまちだ。
その辺からTOHOシネマズは、この春から劇場を限って一般料金の1,800円を1,500円に、高校生を1,500円から1,000円に値下げして、映画の窓口売りの基本料金を下げるというテストを実施していた。
テスト劇場間で若干の差はあったようだけど、入場者数でおおよそ全国平均と比べて5%前後のダウンが見られたという事だ。
TOHOシネマズでは、この結果を、基本料金を値下げしたことに、想定より支持が集まらず、レディース、シニア、レイトショーの終了に伴って他社での鑑賞に切り替えられた減少分をカバーするまでには至らなかったと判断し、テストを半年早く打ち切る事を決めたという事。

このブログでも、1月にこの試みに触れているけど、映画観客動員数を増やしたいなら、1800円払って観たい映画を作るのが筋ってもんだと思っていた。
そうはいっても、TOHOシネマズは興行会社だし、東宝自体は、自社で映画作ってるわけでもないしと…でも、良い映画を作る環境を作る事は出来ると思うんだよね。
http://shinyamashita.blogspot.com/2011/01/toho.html
娯楽が多様化する中で、一定の時間を一つの空間で、いろいろ制限されながら1800円払わせて過ごすっていう事を選択させるには、相当のパワーが必要だって事。
逆に1800円より高くても『ゲキシネ』とか、お客さん一杯になる(まあ、公開館数がめちゃくちゃ少ないってのもあるけど。)コンテンツもあるわけだし、問題は値段だけじゃない。
1800円って言っているけど前売り券を買えば実際1400円とか1500円とかで観られるし、映画の日やレイトショー、劇場ごとに設定されている割引システムなんかを使えば1500円って、お得感が無い料金設定だったと思うし、『大鹿村騒動記』みたいに1000円で興行している作品もあるわけで。
1800円が問題じゃないってことが分っただけでも、この実験には意味があったんじゃないかな。

TOHOシネマズでは、高校生料金については好評だったことや未来の映画ファン育成の観点から、テスト7劇場においては1,000円に、シネマイレージ会員の特典についても、テスト7劇場においては、常時1,300円に据え置く。
テスト7劇場以外の劇場での鑑賞料金については、これらからの状況を慎重に検証した上で、判断していきたいとの事。
TOHOシネマズ、テスト打ち切りの判断の早さを含めて、ここいらへん、きっちりしてるよなって思った。

2011年10月24日月曜日

福岡、J2へ【J1第30節 アルビレックス新潟 VS アビスパ福岡 3-1 東北電力ビッグスワン2011年10月23日(日)14:03 K.O】

今シーズン、マルシオ、永田、西と、昨シーズンのレギュラー3人を抜かれて迎えた開幕だった。
特にマルシオのいないゲームに勝った事が無いという昨シーズンまでの状況を考えて、開幕ゲームは不安でいっぱいだった。

対戦相手の福岡は、昇格組とは言え、成岡、松浦とジュビロの期待されていた中堅とFC東京から若手のストライカー重松を獲得し、油断できないよなって思っていたけど、なんとかアウエーで勝ち点3を取る事が出来た。

そして、今節。残留争いに片足を突っ込んで迎えた福岡戦だった。
結果として3-1で新潟の勝利で、福岡のJ2行きが決まった。
福岡には、新潟のJ2時代を知る山形辰徳が。久しぶりのビッグスワンへの帰還は、このゲーム、チョ・ヨンチョルに押し込められた彼にとって苦い経験になった。
これで新潟は勝ち点を38に伸ばし、残留に大きく一歩前進したけど、残りの対戦相手を考えれば安心はできない。
柏-G大阪-甲府-名古屋
優勝を争う3チームと、残留を争う1チーム。
1試合1試合がトーナメントの気持ちで戦わなければ。

2011年10月17日月曜日

タレカツブーム?

新潟と言えば、タレカツ・・・という事になっているらしい。
自分が住んでいた頃は、タレカツっていう言い方はしなくて、ヒレかつ丼はタレ、ロースかつ丼は卵とじという括りだった。
個人的には一昨年くらいから、新潟でも妙にタレカツって呼び名が目立ってきた感じ。まあ流行りものには疎いんだけど。
夏に行った時に、お土産物売り場に「タレカツのたれ」というのを売っていて、ちょっとなぁって思った。
でもまあ、食べたい時は食べたいもので、そうは言ってもなかなか食べられなくて。偶にタレカツを食べさせてくれる店があって、食べるんだけど、何だか違う感じだったり。
で、これは先月食べたモスバーガーのタレカツバーガー(大盛り)。
なかなかイケた。
こっちは、今日ファミマでみつけたタレカツおむすび(辛子マヨ和えキャベツ入り)。
ちょっと、ご飯とカツのバランスがイマイチだけど、まあこんなもんかって感じ。
子供の頃食べたヒレかつ丼には、どれも遠く及ばないなって思うけど、まあ過去の記憶は美化されるものだし。
美味しいコシヒカリの炊き立てご飯に揚げたてのヒレカツと、しょうゆベースのたれに青のり。
ああ、そう言えば青のりがかかっているカツ丼がない。

今度新潟行ったら、美味いヒレカツ丼を探してみようかな。

2011年10月16日日曜日

【2011年J1第29節 川崎フロンターレVSアルビレックス新潟 等々力陸上競技場 15:00KO】

天気は快晴だけど、風が強い。ピッチ上のコーナーフラッグを見るとアウエイ側からホーム側へ。
コイントス前に、勲がGKの武田と何か話して、黒崎監督の所へ向かって行き、言葉を交わしてコイントス。
勝って、勲はアウエイ側のピッチを選択したみたいだ。
風上から攻めるってのは、優位なようでも思った以上にボールが伸びたりするから、一概には言えない。セーフティな入り方をしようとすれば、むしろ風下できっちりボールが止まってくれた方が良いのかもしれない。
しかし、今日のオレンジは、強い光を浴びて一段と鮮やかだった。
相手のユニの色と被らないから1stユニだったんだね。

試合は、川崎がボールポゼッションで上回り、決定的なチャンスも川崎が多かった。
ただ、新潟は、全員で身体を投げ出して守った。
1点目なんかは、ピンチを凌いだ後のカウンター。
2点目もボールをカットしてからのカウンター。
攻守の切り替えの部分、ブルーノ・ロペスという力強く、攻守に走れる選手がいたからこそではある。

こんな試合見たよなって思ったら、J2時代の川崎とのゲームって、こんなんばっかりだったような気がする。
川崎攻めるも、攻めきれず、新潟のカウンターに沈む。
このパターンで、川崎には強かったんだよね。

しかし、菊地の退場。1枚目はラフプレイ、2枚目は異議なのかな。もったいない。
ジュニーニョマークの高徳は、随分ジュニーニョの手が顔に入っていたけど、審判はファール取ってくれない。
手と言えば、千葉ちゃんの後ろから相手を抱える癖は直さないと。
いろいろあるけど、なにはともあれ、残留へ1歩前進だ。

2011年10月15日土曜日

映画【アジアの純真】のシナリオを読む

脚本:井上淳一 監督:片嶋一貴 製作:ドッグシュガー / 2009年 PURE ASIAN PROJECT
今日、新宿K's cinemaで初日を迎える。
製作が2009年で、公開が今年(2011年)という事は、まさに2年近く寝ていた事になる。
『シナリオ 2011年11月号』で、脚本の井上淳一さんが書いた“シナリオ「アジアの純真」が立ち上がるまで”を読むと、脚本ありきでスタートした映画だという。
1月末のロッテルダム映画祭で公開され、シネマトゥデイに紹介されると、いわゆるネトウヨの批判で、主演女優のブログや2ちゃんねるのスレッドが炎上したという。
ネット上で礼節や節度を求めるのが無理だと思う(それがそれでいいのかってのは別の話)けど、「北朝鮮の女子高生を集団で殺したことへの復讐劇・・・日本人を皆殺しにする?あまりの問題作に上映不可能?」というシネマトゥデイの煽りにも問題が無かったわけではないのかな。
そこを刺激して話題を作ろうとしたってのは否めない事実なんでしょう。
しかし、その時点で、映画の完成から1年半という事だから、劇場公開のためにも知名度を上げるのに必死という気持ちは分る。

そういう、映画とは直接無い話は置いておいて、シナリオの話。
イベントは書きこんでいるけど、深い感情表現は監督に任せる。
そんなシナリオに読めた。
未完成のまま少年と少女が船で海に出るシーンまでで監督に見せたという事だけど、そこから先は確かに取ってつけたようだ。映像にするにはちょっとハードルが高い感じでもあるし。
ある程度、前半ドラマで書き込んできたのものが、後半荒唐無稽なビジュアル・メインのお話に変わるわけで・・・というか、ここでフィクション性を強めることで前半のテーマの拡散させようという事なのだろうか。
日本をぶっ壊しちぇえって、酔っ払いの戯言みたいなものを、映像化してみました事なのかなぁ。
タイトルはPUFFYの『アジアの純真』から採ったんだろうけど、あんな感じでぶっ飛んでって言っても、もうちょっと推進力が無いと、ぶっ飛びきれないよね。

個人の正義と社会の正義。それでいいのかって閉塞感はある。
そういう所がきっかけで創られたシナリオなんだろう。
シネマトゥデイの煽りは、少し不適切で、そこから逆に色眼鏡で見られた所もあるだろうなといのが残念といえば残念。

2011年10月12日水曜日

アルビレックス新潟vs富山新庄クラブ 5-0 

平日のナイトゲーム、アマチュアには厳しい日程だ。
しかし、一生一度の晴れ舞台と考えればね。
万が一勝ち進んだら同じ思いをしなきゃいけないってのは、無意識のハードル。

プロにとっては、勝てば金星と言われるJ1チームを倒すのに対して、戦う方向性のブレがあってはならない。万一負けたら…というプレッシャー。

天皇杯 今日までのリザルト
http://www.nhk.or.jp/sports2/tennouhai/result/res_details31.html

大宮の惨状を聞くと、心配になったりしたのだけれど、先発メンバーを入れ替える事で、モチベーションの低下を阻んだ黒崎監督、GJということか。

2011年10月10日月曜日

辛亥革命100年と日本映画

中華街では今、孫文の写真のポスターが一杯だ。
辛亥革命100年。中華民国建国100年。辛亥革命と言えば、孫文。
孫文は、中華人民共和国、中華民国両方の政府に尊敬されている数少ない人物という事。
その革命運動の最も忠実な継承者であると中華人民共和国の胡錦濤国家主席が発言したそうだが、不勉強な自分としては孫文=国民党=中華民国。
共和制の実現という意味でも、継いでいるのは中華民国なのかなって気はするけど、孫文は当時、民主化をするにしても民衆の啓蒙が必要という段階論を持っていたから、まだ啓蒙している段階なんだよってことか?

今年の夏、東京国立博物館と毎日新聞社が主催で行った特別展「孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本」は、辛亥革命を日本から支えた梅屋庄吉の写真にスポットをあてていた。
梅屋庄吉と言えば、日本映画草分けの一人。
コメ相場で失敗して故郷である長崎から逃亡。香港で写真店を経営しながら革命を応援していたのがバレてシンガポールへ逃亡。そこでフランスのパテ―商会の出張員からフィルムと映写機を入手して帰国。
自分の変名である正人の頭文字MをつけてMパテ―商会を起こしたのだという。
このMパテ―商会は『“活動写真は下等な興行師がやるものではない、これは社会改良家のやる仕事だ。”とつねに自負し、明治44年には教育映画を大量に輸入して、番組には必ず2,3の教育映画を添える事にした。』(秘録 日本の活動写真 田中純一郎著より)という。
このMパテ―商会が経営的に行き詰り、横田商会、吉沢商会と福宝堂の3社と合併、株式会社化をしたのが日活。
梅屋の資金集めのための苦肉の策という話もあるらしい。
日本の映画会社の経営者が辛亥革命を支援していたというのは、意外な事実だ。
その日活も、来年会社創立100周年を迎える。
まあ、よくも100年もと、梅屋も墓の中で思っているかもしれない。

2011年10月9日日曜日

【2011年天皇杯2回戦 川崎フロンターレvsアルテ高崎】10月8日15時 等々力陸上競技場

JFLで入替戦圏内に沈むアルテ高崎とJ1川崎フロンターレの試合は、川崎ホームという事もあり、戦前は、鉄板で川崎だろ、何点差かな。みたいな雰囲気だった。
実際、アルテは1回戦のYSCC戦、格下の相手に先制した後に徹底的に守り倒したという話も聞いていたし。

しかし、この試合は違った。
まず、アルテのスターティングのディフェンスラインが高い。
ディフェンス裏のスペースは、ボールの出所を高い位置でチェックして潰し、中盤を狭くしてコンパクトに戦おうって意思が見えた。
また、中村憲剛のいない川崎は、その注文にはまっていた。
そうは言っても、J1とJFL。後半守備が決壊するのは時間の問題かなと思っていた後半矢先、セットプレーから61分、小林悠のダイビングの左足アウトサイド?の技ありシュートで川崎が先制する。
ディフェンスは付いていたんだけどね。
これで決まりなんだろうなと思っていたが、アルテの気迫の攻撃を川崎が受けて立ってしまい、後ろからのチェイシングでボールを取られるわ、思いっきりゴール前に攻め込まれるわという展開。
69分にサイドに展開されたボールのシュート性のボールを土井が落ち着いて蹴り込み、1-1の同点。
アルテとしては、この時間帯、もう1点取って試合を決めたかったが、そこは川崎もJ1の意地で取らせない。川崎山脈の一角だった井川、ゴールポストに激突しながら身体を張って、ボールをクリアする。
たぶん、あそこで入っていたらアルテのジャイアント・キリングが起こっていたんだろう。
実際、先発していた山瀬、稲本を下げさせるだけの試合をしている。

なんとか90分をしのぎ切った川崎、疲労困憊のアルテ。
ここでアルテの後藤監督は、延長後半勝負という事でプレスの位置を下げるよう指示したんだと思う。まあ選手の体力を考えれば当然のことだけど。
しかし、結果としてバイタル前のプレスが甘くなってしまい、田坂にペナルティエリア外からのゴールを許してしまう。
延長後半、アルテも攻めるが、フィジカルとテクニックに勝る川崎の楠神あたりのビミョーなドリブルで押し込まれてみたり。
負けたら意味が無いってアルテの選手のコメントがあったけど、客観的に見たら、相手はJ1だし、面白いゲームだったし、アルテがこのゲームを続けて行けば先が見えて来るだろって試合だった。
なんでこのチームが現時点JFLで下から3番目なのか、選手も考えよう。

2011年10月8日土曜日

関東サッカーリーグ リーグ再編

9月27日にリリース出てた。
http://www.kanto-sl.jp/news110927.htm
現在、1部・2部ともに8チームで運営している関東サッカーリーグが、来年から10チームずつに増える。
したがって、1部については降格チームなし。2部からSC相模原、エリースフットボールクラブ東京の2チームが昇格。
クラブドラゴンズは2部3位で、1部に留まる流経大FCとの流経大2軍・3軍対決は見られないのが残念・・・て思ったらYSCCがJFLに昇格すれば見られるじゃないか!

2部は、11月に行われる関東社会人大会の1位から4位のチームが昇格。
というか、今年はまだYSCCとSC相模原にはJFL昇格への戦いが残ってるんだよね。
ということは、最大6チームが昇格?!
去年は、横浜猛蹴とSC相模原の2チームが昇格してきている。

SC相模原は、加入1年で関東2部から1部に昇格したわけだけど、町田ゼルビアの時のように圧倒的って感じでもなさそう。
でも、このチーム、地元と協会の支援があるから分からないな。

来週から第47回全国社会人サッカー大会 というかYSCCの試合日程が過密すぎる件

YSCCの連覇で幕を閉じた関東サッカーリーグ。
(2部の優勝はSC相模原)

これで全国地域サッカーリーグ決勝大会への参加資格は獲得しているわけだけど、そこへの出場権をかけて戦う事になる全国社会人サッカー大会(全社)にも参加する。
まあ、勝っちゃったのは仕方ないわけでって贅沢な話だなぁとは思うけど、この過酷な日程はちょっと…。
これで天皇杯まで1回戦勝っていたら(あ、そっち観たかったな。勝っていれば、今日、等々力か。)って思うと。
10月、全社の決勝まで戦うと、10月23日に始まるKSL市原カップを含め、10月15日から10月30日まで16日間で8試合戦う事になる。
全社は、勝ち上がれば5日間ブッ続けだ。(もうサッカーというスポーツの特性を考えていない、日程ありきの大会だし。)

だって、体力面の影響も大きいけど、選手はプロじゃない。つまり生活もあるわけで。
これに優勝する栄誉というのもあるけど、クラブとしては、どう取り組むのか判断が難しい所。
クラブの目標は、全国地域サッカーリーグ決勝大会の優勝だしね。

【全国社会人サッカー大会トーナメント表】
http://www.jfa.or.jp/match/matches/2011/1019shakaijin/index.html

【キリンチャレンジカップ2011 日本 vs ベトナム】 2011年10月7日ホームスタジアム神戸 19:45

日本代表のゲームがあるのをすっかり忘れていた。という事で、後半からのテレビ観戦という・・・。

観た感想を一言でいえば、ベトナム代表、良いチームだね。
俊敏だし、プレーも柔らかい。フィジカルが鍛えられれば、さらに上のステージを狙える感じ。

日本代表については、残念の一言。
サッカーは一人でやるもんじゃないし、戦う相手をリスペクトしなければ試合が壊れる。
遠藤がとか、本田がとかいう以前に、このチームは、そういう面を考えた方が良いと思う。

自陣で今野が、あっさりマイボールをロストして決定的なシーンを作られてしまった所なんか分かりやすいけど、随所に、ここは大丈夫だろうって緊張感のないプレーが見られた。
緊張感が無いから他の選手との連携もうまくいかないし、次第に、こんなはずじゃないって焦る気持ちから、プレーも荒れてくる。
李はよく頑張っていたけど、それは多分あのチームの戦術についての共通認識があそこしかなかったって事も影響していると思う。

タジキスタン戦前に、こういうゲームが組めて、問題点が浮き彫りになったという意味で、とても有意義なゲームだったんじゃないだろうか。

2011年10月6日木曜日

【海賊の経済学 見えざるフックの秘密】ピーター・T・リーソン著 山形浩生訳 NTT出版 2011年3月

まあ、背表紙に書いてある煽り『経済学の力を伝える快作 若田部正澄氏絶賛』というのは、言葉が正確じゃないんだろうな。表1の『レヴィットらの「ヤバい経済学」に続く久々に痛快な経済書だ』ってのが正確なコメントなんだろうね。
だって、経済学の力なんて、ないんだもん。
この本で、繰り返しいやになるくらい言っているのは、必要に迫られた合理性の話や手練手管の話で、それが経済学の理論に落としこまれるってのは、むしろ後追い学問(結果論)として定評のある経済学の真骨頂だ。
経済学は過去を述べる事は出来るけど、未来を語る事は難しい。
経済学者が言う事が正しければ、経済学者はみんな大富豪だけど、自分が大学で学んでいたころは、ケインズ卿くらいか、金持ちになったのはってネタになっていたくらい。

数字が出てこない経済書で、面白く読めるし、場合によってはためになる。
なぜ今に伝えられる海賊の姿になったのか。
経済的合理性という観点で分析を行っている本。

スティーブ・ジョブズが亡くなった夜に

今日、昼休みにGoogleニュースを見て、アップルのスティーブ・ジョブズ元CEOが亡くなった事を知った。個人的には、昨日、今日は通常業務に加えて、新規部署の稼働や、システム更新に伴うトラブルシューティングに忙殺されていた。
季節はすっかり秋だというのに、今日は最高気温が25℃くらいまで上がって10月とは思えない陽気だった。
これからは彼が亡くなった日を、そんな風に思い出すんだろう。

アップルのコンピューターは、相当昔に使っていた事がある程度で、馴染みはないのだけれど、基本的に直感で操作できるという点が優れていたと思う。それは、コンピュータに限った話ではないけれど。
その開発思想が、彼に依る所が大きかったとするならば、今後のアップル社を心配してしまう人が多いのも納得できる。
なにしろ、病気で一度退任した彼が戻ってこざるを得ない状況だと判断するに至ったわけだから。
自分は、アップル社について心配はしないけれど、彼の思想を継いでくれる人材が、どこからか現れてくれる事を期待するとともに、スティーブ・ジョブズ氏のご冥福をお祈りする。

2011年10月4日火曜日

【根津権現裏】藤沢清造 著 1922(大正11)年 平成23年7月 新潮社文庫刊

「苦役列車」の西村賢太氏の尽力によって復刊された著作。
個人的には、私小説とういう分野には個人の思い入れや、周辺の人々の共通理解という事があるので、敬遠している。
だって、私小説というのは、その世界を共有しにくい=だってそうなんだもんって手段が最終的に残されているから。でも、敢えてこの著作に触れる気になったのは、ここで主人公が過ごしている世界が、そのうち再来するんじゃないかっていう不安感から。
大正年間と言えば、明治維新から半世紀過ぎているとはいえ、民主主義や社会保障なんて未整備だった頃。
なのに、主人公の独白や描かれている周りの状況を読めば、まさにこれから来る世界ではないかと思える。
病気になっても、篤志家に、自分の人間としての誇りを捨ててお願いしなければいけない貧しい人々の世界。
その誇りを捨てられない二人。
大正時代、政府ではなく、お金持ちに事情を話して援助してもらうって事があったのかな。
まあ、政府が当てにできなければそうなるし、増税に反対している人が多いって事は、そういう流れでもあるんだろうねと、思わなくはない。
小説自体は、田舎から出てきた苦学生の物語。
そういう世の中にならないよう(著者は、芝公園で凍死しているという)僕らは考えなきゃならないんだろうな。
多分、このまま強欲資本主義の世界じゃ、この本の世界が再びやって来るのは間違いないだろうし。