2011年3月12日土曜日

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昨日の昼下がりに発生した地震。とっても長く、強く揺れていた。
会社にいたのだけれど、あんな揺れは初めて経験した。
駐車してある自動車のサスペンションが揺れ、踊り出すよう。
特に車高が高く、サスペンションのストロークの長いオフ車はね。
とりあえず危ないから外へ出ろ(広い敷地で、高い建物も無いので)という事で、出た後も揺れが収まらない。
こういう時は、ちょっとした時間も長く感じられるというけど、実際に長かったと思う。
あとで、会社の年齢不詳の新潟出身の人が、新潟地震の時と同じで、強くて長い横揺れだったって言っていた。う~ん、新潟地震って50年近く前でしょ。覚えてるんだ・・・。

帰りは当然電車は止まっているわけで、3時間かけて歩いて帰った人もいるって聞いたけど、自分は電車が動くのを待つ。もう30分早く帰れていれば、歩いたかもだけど。
同方向の人間とタクシーで帰ろうと電話するが、軒並み空車なし。
10時過ぎに部分的に電車が動いたけど、この時間から途中で足止めされる可能性を考えて、会社にお泊まり。
眠れない夜を過ごして、翌朝家へ帰ったきた。
しかし、電車の中に出勤する人が結構いたのには、他人事ではないなと思った。

ニュースを見るたびにこれが現実に起こった事とは思えない。
これからしばらくは、日本の社会は悲しみと喪失感と混乱の中、過ごしていかなければならない。
これから起こるであろう生活物資の値上がりや、上がらない賃金やという状況は、その気持ちに輪をかける事になると思う。
でも、わずか数時間のうちに失われてしまった多くの生命を思う時、そんなことなんて言っていられないはずだ。

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