今頃読んでいる。
結構、悔しい。
その頃何やってたかって思い出すと、“まあしょうがないか”とは思うんだけど。
2007年と言えば、久保寺健彦『みなさん、さようなら』とかは読んでたりする(いろいろあると思うけど、面白かった)んだけど、ここのところ、何か賞を取ったものとか、以前読んで面白かった作家のものとか、話題になったものしか読んで無かったりする。
やっぱ、重ね重ね悔しいものだ。リアルタイムで読めなかったというのは。
SFというジャンル、嫌いじゃないはずなんだけど、ここ何年かは“頭にもたれる”って感じていたせいかもしれない。
その頃、これを読んでいたら、どうだったろう。
近未来戦闘モノ
わかりやすいように一言で括るとそうなるのかな。
覇権国家のエゴと、人間のエゴを描いた秀作
という言い方の方が良いな。
虐殺器官という発想そのものが斬新で、主人公1人称の語りも、その世界に入り込むのに絶妙で、人間っていうものを、もう一度考えてみようという気にさせたりもする。
たまたま、この所いろいろな事をやっていて、同じ事をやっていても、人はこんなに感じている事が違うんだという事をリアルに実感している。
作者の伊藤計劃さんは、昨年、がんで亡くなったとの事。
本当に惜しい方を亡くした。
合掌。
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