2009年6月14日日曜日

『レスラー THE WRESTLER』心に痛い映画

ミッキー・ローク。最近の若いもんは知らんだろうな。
クワイエット・ライオット。普通の人は、そもそも知らんかも。自分も忘れてたし。
監督(ダーレン・アノロフスキー“π”の監督らしい。観てないけど。)がニコラス・ケイジを主張するスタジオと戦って、ミッキー・ロークを起用したということだけど、そりゃ、プロモーションを考えればミッキー・ロークでしょ。
監督としては、映画を撮りきる自信があったから、ミッキー・ロークにしたんだろうな。実にクレバーというか小賢しいというか。
よく思いついたな。
売る方としては、ランディーという主人公のプロフィールと、それを演じるミッキー・ロークのプロフィールが重なって売りやすいし、知っている人には二重の楽しみ。
しかし、ニコラス・ケイジのランディも見てみたかった気がする。

私は、プロレスには興味ない。
そもそも、なんであんな痛そうなことを好き好んでやらなきゃいかんのか理解できないし。
でも、それを突き詰めてやる人もいる。
昨日、三沢光晴というプロレスラーが、リングで亡くなったというニュース。
なんという偶然か、きっとこの映画主役ランディも、あのエンディングの後で亡くなったんだろう。
三沢選手の事は知らないけど、多くのプロレスラーは、筋肉を増やすステロイド剤で、自らの肉体を痛めつけ、リングの上では暴力で痛めつけるというイメージ。
薬の影響で精神を病んでしまう事もあると聞く。
それでもその行為に走る気持ちは、どういうものだろう。
ランディのように、現実世界に生きている痛みからの逃避なのだろうか。自らの体を痛めつけ、死さえ受け入れる気持ちとは…。

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