函館港イルミナシオン映画祭 シナリオ大賞、今年は【あんぽんたんとイカレポンチキ】(山崎佐保子 作)、【リアルファミリー】(園田新 作)の2作品が受賞している。
この賞の審査員の方々の口から、素直なお褒めの言葉は期待できないのか、応募作品の水準がそれなりなのか。
まあ映像化される可能性が高いシナリオ大賞であるわけだから、審査の目も厳しいという事なのかな。
今年もグランプリ(市長賞)を穫った作品の選評は厳しいものだ。
グランプリが2作品という事は賞金もそれぞれ・・・と思ったら半分ずつらしい。
【あんぽんたんとイカレポンチキ】
失踪した母の死を契機とした父と娘の家族再生の物語で、取って付けた軽さ(自転車旅行の二人組のエピソードとか)をもう一工夫すればって思った。
もしくは、全体をもっとファンタジーっぽい軽いノリにするとかね。
トーンが混ざっちゃって、個人的には違和感があった。
枚数制限もあるだろうし、「撮り方次第。行間を読んで。」と考えて省略してるんだろうな。
でも、個人的にはもっと書き込んで良いんじゃないかと思うところもある。
昨年は「死にゆく妻との旅路」とか、「星守る犬」とか、ロードムービーが劇場で公開されているけど、興行的には大成功とは行っていない。
なかなか難しいジャンルなんだと思う。
【リアルファミリー】
これも家族の再生の物語。
シナリオとしては、とっても良く書けていると思う。
過不足なしって感じ。
身ごもった恋人を交通事故で失った男が、嘘の恋人になってくれと頼まれ、行きがかり上結婚の偽装。捨て子を育て、孤児を引き取り、実の夫婦、親子のように暮らしていく。
しかし、男の過剰な家族へのこだわりが疑似家族にひびを入れる。
一旦はバラバラになった家族が、家族を失った事の喪失感に戻って来る。
現実には、家族第一で休日出勤を拒否して解雇されたような男が、放火犯の息子を持ちながら普通に会社務めが出来るのか。
息子も、それで家族の大切さを知りましたですむ話なのかなぁってのが、物語としての難点だね。
気が向いたジャンルの事を適当に書き散らかしているブログ。 主にアルビレックス新潟を中心としたサッカーの事や、住んでいるがけ下周りの事とか読んだ本、観た映画の感想やいろんなつぶやきまで。
2012年1月21日土曜日
2012年1月13日金曜日
アルテ高崎、JFL退会
残念。
それしか言葉が無い。
運営会社の財政事情により、チーム運営の移管先を探していたらしいけど、JFLじゃ、そうは無いと思う。
それは、多分誰でも思っている事だ。
フリエの時だって、合併だったじゃないか。
今の景気で、収益を生まないサッカークラブに出資してくれる会社って、そうは無いよ。
しかし、問題は今頃って事。
チーム編成があらかた終わっている時期に、放り出された選手やスタッフはどうなるのか。
チームは、最後まで足掻いたんだろうけど、最悪の結果を予測して動くのが経営者、フロントじゃないかと思う。
せめて年末には結論を出すべきだった。
昨年の天皇杯2回戦、川崎フロンターレとのゲームで、選手のコメント「勝たなきゃ意味が無い」ってのは、この事だったのか。
格上相手にビハインドを追いついての延長戦。
熱いゲームを見せてもらったと思った結末がこれでは、寂し過ぎるだろ。
それしか言葉が無い。
運営会社の財政事情により、チーム運営の移管先を探していたらしいけど、JFLじゃ、そうは無いと思う。
それは、多分誰でも思っている事だ。
フリエの時だって、合併だったじゃないか。
今の景気で、収益を生まないサッカークラブに出資してくれる会社って、そうは無いよ。
しかし、問題は今頃って事。
チーム編成があらかた終わっている時期に、放り出された選手やスタッフはどうなるのか。
チームは、最後まで足掻いたんだろうけど、最悪の結果を予測して動くのが経営者、フロントじゃないかと思う。
せめて年末には結論を出すべきだった。
昨年の天皇杯2回戦、川崎フロンターレとのゲームで、選手のコメント「勝たなきゃ意味が無い」ってのは、この事だったのか。
格上相手にビハインドを追いついての延長戦。
熱いゲームを見せてもらったと思った結末がこれでは、寂し過ぎるだろ。
2012年1月4日水曜日
【時をかける少女】監督:細田 守 脚本:奥寺佐渡子 2006年 「時をかける少女」製作委員会
筒井康隆さんの代表作の一つ「時をかける少女」。その姪のお話。
小説を書いたとき、きっと苦労したであろう矛盾点を、このアニメ映画では華麗にスルーしている。
なぜ未来人が怪しまれることなく高校に入れるのか、とか。
単純にSF小説読みなら突っ込みどころ満載なんだけど。
でも、そんな事より、この物語の言いたかった事。
本当に大切なものは何なのか、それを失うことだってあるし、それでも未来を信じて生きて行く事をしなければってメッセージをしっかり受け取る必要があるだろう。
奥華子さんの歌声、音楽もいいね。
あ~あ、もう一度高校時代をやり直したいな。
小説を書いたとき、きっと苦労したであろう矛盾点を、このアニメ映画では華麗にスルーしている。
なぜ未来人が怪しまれることなく高校に入れるのか、とか。
単純にSF小説読みなら突っ込みどころ満載なんだけど。
でも、そんな事より、この物語の言いたかった事。
本当に大切なものは何なのか、それを失うことだってあるし、それでも未来を信じて生きて行く事をしなければってメッセージをしっかり受け取る必要があるだろう。
奥華子さんの歌声、音楽もいいね。
あ~あ、もう一度高校時代をやり直したいな。
第90回全国高校サッカー選手権大会3回戦 桐光学園vs尚志、桐生第一vs奈良育英 2012年1月3日(火)ニッパツ三ッ沢球技場
第1試合 桐光と尚志のゲーム。
尚志が2度リードし、桐光が追いつき逆転するも、尚志が更に追いつきPK戦という試合。
双方、拮抗した力で、点を獲り合った好ゲーム。終了少し前に、尚志の逆転シュートが枠に入ったかと思われたが、桐光のDFがライン上でヘッドでクリア。
3-3のスコアでPK戦に入ったときは、命拾いした桐光の方が気持ち的に楽なのかと思ったが、結果は、いきなり桐光が二人外すという予想外の展開。
桐光は、どこかで、勝って当たり前的な油断が無かったろうか。
第2試合 桐生第一と奈良育英。
この試合は、桐生第一の鈴木武蔵選手に注目が集まっている。
柔らかいボールタッチと、俊足を兼ね備えた長身のU-17ワールドカップ メキシコ大会で注目を集め、レアル・マドリードも注目したと言われる日本代表FW。
アルビレックス新潟へ入団が内定している。
ゲームは4-1と大差がついたが、奈良育英も一時は1-1に追い付くなど、途中までは拮抗したゲーム運びをしていた。
奈良育英は、鈴木選手のスピードと身体能力にDFが引っ張られる形で失点を重ねたものの、悪いサッカーではなかったと思う。
ただ、桐生第一の3点目。
鈴木選手が抜け出してゴールキーパーとの1対1を股抜きで決めて、勝負あったというところか。
しかし、ピッチの上で、奈良育英の選手は、まだまだ諦めないという闘志を見せ、ボールを追っていた。
よく「ボールは気持ちの強い方へ転がる」って言うけど、ボールは気持ちだけでは転がらない。
この2つのゲームを観て「ボールは、最後まで諦めないプレーを続けた方に転がる可能性が高い」っていう事を再確認した。
尚志が2度リードし、桐光が追いつき逆転するも、尚志が更に追いつきPK戦という試合。
双方、拮抗した力で、点を獲り合った好ゲーム。終了少し前に、尚志の逆転シュートが枠に入ったかと思われたが、桐光のDFがライン上でヘッドでクリア。
3-3のスコアでPK戦に入ったときは、命拾いした桐光の方が気持ち的に楽なのかと思ったが、結果は、いきなり桐光が二人外すという予想外の展開。
桐光は、どこかで、勝って当たり前的な油断が無かったろうか。
第2試合 桐生第一と奈良育英。
この試合は、桐生第一の鈴木武蔵選手に注目が集まっている。
柔らかいボールタッチと、俊足を兼ね備えた長身のU-17ワールドカップ メキシコ大会で注目を集め、レアル・マドリードも注目したと言われる日本代表FW。
アルビレックス新潟へ入団が内定している。
ゲームは4-1と大差がついたが、奈良育英も一時は1-1に追い付くなど、途中までは拮抗したゲーム運びをしていた。
奈良育英は、鈴木選手のスピードと身体能力にDFが引っ張られる形で失点を重ねたものの、悪いサッカーではなかったと思う。
ただ、桐生第一の3点目。
鈴木選手が抜け出してゴールキーパーとの1対1を股抜きで決めて、勝負あったというところか。
しかし、ピッチの上で、奈良育英の選手は、まだまだ諦めないという闘志を見せ、ボールを追っていた。
よく「ボールは気持ちの強い方へ転がる」って言うけど、ボールは気持ちだけでは転がらない。
この2つのゲームを観て「ボールは、最後まで諦めないプレーを続けた方に転がる可能性が高い」っていう事を再確認した。
2012年1月3日火曜日
【傍聞き(かたえぎき)】長岡弘樹 著 双葉文庫 2011年9月18日第1刷
2008年に表題作【傍聞き】は第61回 日本推理作家協会短編部門賞受賞作品。
小説推理の掲載作だったらしいけど、当時は小説推理とか読まなくなってたなぁ。この文庫本は掲載された4作品(迷走、傍聞き、899、迷い箱)が収録されている。いや、ちゃんと読まなきゃと、少し思った。
【傍聞き】主人公が、作中に娘に言葉の意味を説明するんだけど、それを読みながらも結末に、ほろりとさせられる技。
夫を、逮捕した犯罪者に殺された母子家庭。娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、その意図に心揺さぶられるこの作品が、やっぱりベストかな。
収録されている作品すべて、主人公の主観が強く反映されている。
もちろん、実際他人の気持ちなんてわかるわけはないから、それは良い。
ただ、推理小説としてみれば、読者は物語の周辺情報を地の文からしか得る事が出来ないわけだからねなんていっても、そこのバランスがこの物語を成り立たせているわけで。
推理小説とドラマの、見事な両立だ。
小説推理の掲載作だったらしいけど、当時は小説推理とか読まなくなってたなぁ。この文庫本は掲載された4作品(迷走、傍聞き、899、迷い箱)が収録されている。いや、ちゃんと読まなきゃと、少し思った。
【傍聞き】主人公が、作中に娘に言葉の意味を説明するんだけど、それを読みながらも結末に、ほろりとさせられる技。
夫を、逮捕した犯罪者に殺された母子家庭。娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、その意図に心揺さぶられるこの作品が、やっぱりベストかな。
収録されている作品すべて、主人公の主観が強く反映されている。
もちろん、実際他人の気持ちなんてわかるわけはないから、それは良い。
ただ、推理小説としてみれば、読者は物語の周辺情報を地の文からしか得る事が出来ないわけだからねなんていっても、そこのバランスがこの物語を成り立たせているわけで。
推理小説とドラマの、見事な両立だ。
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